不思議なデッキを使う少女

36 別れ ページ42

「………え？」

零「ガ………ハ」

権「零！」

零「大丈………夫か？」

「零！」

由「作戦通り♪」

「なんで、零が！」

由「零はきっと、ナイフをAに向けたら絶対に守るわ。喧嘩しても零にとってはAはマスターだからね

オンス。帰るわよ」

零「ま………て」

由「何かしら」

零「絶対に………お前は許さない」

オ「ふん。そう簡単には由奈様には触れさせない」

由「それじゃあね♪」

シュン

黒「彼奴………」

零「ガハ」

「！零」

黒「まずい！血を吐いたか」

赤「今すぐ医師を呼べ！」

セ「零！」

零「や………めろ」

「なんで！私を庇ったのよ！」

零「ハァ ハァ。マスターだからか？」

「そんな理由で‼︎」

零「それに………お前の使い魔になって………今までの奴より楽しかった。

デュエルの楽しさを思い出した………礼を言う」

遊「！おい。体が透けてるぞ」

「嘘………」

零「………別れだ。皆」

セ「何故だ！」

零「元々。僕はカードの人間。今の僕は………体力の半分使って動いている。ただ、戻るだけだ


けど、二度とこの姿


零として此処には来られない」

「！嫌だ………」

零「泣くな。A
デュエルをすればまた会える。黒咲………Aを頼んだぞ」

黒「………あぁ。」

零「そして、皆。今までありがとうな。セレナ
アカデミアには気をつけろよ」

セ「………わかってる」

零「………A、本当のデッキに会えて良かったな。けどお前の願いを叶えられなくて………すまない」

「いや………だ」

零「時間だ。今までありがとうな。







楽しかった(微笑)」

パァァァァ

「零……….？」

黒「ッ‼︎」

「ねぇ、嘘だよね。消えるとかないよね………
」

黒「………A。」

「隼………」

黒「現実を…受け止めろ」

ゼ
ロ
が
き
え
た
？

「嘘………零ォォォォォ！」

その日は皆。泣いていた
皆にとっては零はかけがえのない。仲間だった


けど



また



零と会える事を

皆知らない

37 シンクロ次元に？→←35 由奈の嫉妬

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す