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夜明け ページ16
「悪魔」は陽に弱い。だから、この様だ。
「ギィヤー！太陽隠れろー！」
「…隠さないからね」
私は「悪魔」を確保した。
「君には、牢に居てもらうね」
私は異様に小さい牢に入れた。
「ラピス…ありがとう」
「別にっ、助けた訳じゃないし、私が『悪魔』の味方になりたくなかっただけっ」
ふん、とラピスはそっぽを向く。ラピスったら、照れ屋だな。
「もちもちもちもち」
「A…？」
母さんは驚いた。
「餅をもちもち言いながら食べる人見たことないわ…」
もちもちって言わない！？嘘！？母さんだけじゃないの！？※違います
「美味しいからいいもんね」
私は静かに餅を食べた。
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作者名：雪乃妃萌乃 | 作成日時：2020年12月22日 19時
