【ヒプマイ】届け、この声よ！

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そんなこんなで、(甘々になる)症状が収まり、今病院にいます。

『先程はお見苦しいとこをお見せ致しました…すいません…忘れてください』

一「いや、その…ご、ごちそうさまでした(？)」

『わ、忘れてください〜！』

病院の中で迷惑にならない程度の声でそういった。

一「とりあえず、今から診てもらう先生はすごく頼りになる人だから…」

「A様、お入りください」

『あ、ひゃい！』

噛んだ…
そして笑うな。一郎くん(真顔)

診察室に入ると高身長の長い髪の男性がいた。

寂「初めましてAさん。私は神宮寺寂雷といいます。」

『は、初めまして！音羽Aです。えっと…神宮寺さん…ですね。』

心なしか後光が指しているように見える…

何て言うんだろう…美しい？かな…

一「寂雷さん、この人が熱っぽいので見てやってください。」

寂「そうですか…では、診察しますね。」

こうして、診察が始まった…




寂「ストレスによる熱だね。最近何かあったかい？」

『最近…は特に。』


寂「そうかい。」

ふ、と笑うと先生は一郎くんに目を向けた。

寂「一応薬を出しておくので、朝晩しっかり飲ませること。それとAさんは何かあったらここへ来ること。

相談くらいは乗るからね。」

少し困ったような表情で小さく言った。

寂「これで診察は終わりだよ。お大事に。」

そういったのを聞いて私達は診察室から出た。

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