【銀魂】坂田銀時が好きすぎて 短編集

万事屋さん 1 ページ10

銀時「あー、多分1週間くらいで治ると思うんで、その期間出入りしても大丈夫ですかね？？」



A「全然大丈夫です、宜しくお願いします！」




実はこの間の台風の影響で、屋根が半分以上壊れてしまい、
屋根を治す専門の方にお願いしようと思ったが、私の家同様に屋根への被害が大きい家が多いらしく、、、
忙しくて全く空いているお店が見当たらなかったので


歌舞伎町でなんでもしてくれるお店があると聞き、万事屋さんにお願いしてみました


A「あの、それ地毛ですか？」


第一印象で気になったパーマを聞いてみた


坂田さんに、つい聞いてしまった



銀時「......地毛ですけど何か？？」




あ



なんか聞いちゃダメだったみたい


天然パーマなのか

とにかく謝って逃げた




お詫びに休憩の時、昨日買って来たどら焼きを出してみた




男の人って、甘いの苦手かなぁ




全然関わったことないし、分からないなぁ


銀時「いいんですかどら焼きまで用意してもらっちゃって〜、いただきまーす」



なんだ、思ったより嬉しそうだ



A「美味しい、ですか？」



銀時「美味いです」




なんだか普通に話してくれるのが嬉しくて、



A「あの、歌舞伎町って賑やかですよね」



銀時「まぁそうなんじゃないですかね、この辺は少し離れてるから静かだけど」



私は、正直あまり外に出ない



もともとこもるタイプではあったが、仕事も刺繍や傘作りなど、家から出なくていいものを作っているから



最近の流行や、周りの人たちも知らないのだ


銀時「一人で住んでんの？」




初めて坂田さんから話しかけてくれて、



A「そ、そーでづ！」



焦って少し噛んじゃった



また坂田さんは上に上がって屋根の修理に行って




日が暮れる前に帰っていく




銀時「じゃ、また明日来ます」



A「あ、はい、よろしくお願いします」



次の日来てくれたのも坂田さん1人で



従業員はいるのか聞いたら、あと2人いると聞いた



A「あの、私もなにかすることありますか？」




銀時「いや危ないからいいっすよ、そこでじっとしてて下さい」




なんか坂田さんは、気が抜けてるけどまぁ、ちゃんとやってくれるな〜



今日はお団子を用意した




坂田さん、喜んでくれるかなぁ

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