【銀魂】坂田銀時が好きすぎて 短編集

サイン2 ページ38

ある日の昼過ぎ



インターホンが鳴った



新八「久々の依頼かな！僕出て来ますね！」



神楽は定春と散歩に行っていて



家にいるのは俺と新八の2人



新八「....ぎ、銀さーん、お客さんですよー」



ドアから顔だけ出してコソコソと言ってくる新八


銀時「？？
入ってもらえよ、何してんだお前」



新八「いやいや、仕事じゃなくて、銀さんのお客さんです！！しかもめっちゃ美人！！
誰ですか銀さん知り合いですか？！」


俺に？？


美人？？？



というと1人しか思い浮かばなかった



急いで玄関に向かう



A「あ、坂田さん！すいません、突然来てしまって...」



ほんとに来た



銀時「いやいや、全然いいんだけど、どうした？」



聞くと顔を赤くして困ったように目を伏せる




こういうのは



弱い


A「あ、特に用はなくて、近くに用事があったのでついでに来てしまいました...すいません、ケーキ買って来たので、よかったら是非！！じゃあ私は帰りま「上がってけよ、せっかく来たんだし」



A「あの...忙しいですよね、私何も考えず来てしまって、ごめんなさい」



新八「いえいえ、全然大丈夫ですよ！仕事なんてしてる方が珍しグホッ」


新八の頭を引っ叩いた



余計なこと言うから



銀時「気にすんなって、わざわざケーキまで用意してもらっちゃって悪りぃな」



A「そんな！私前助けてもらったのに、お礼できてないから全然気にしないでください」


新八「あ、ちょっと僕、紅茶買って来ますね、ケーキには紅茶のがいいでしょ」



空気を読んだのか買い物に行った



A「あ、あの、色々ケーキ買って来たんですけど、どれが好きですか....？」


そこには本当に色々あって



ショートケーキチョコレートケーキモンブランフルーツタルトプリンティラミスロールケーキシフォンケーキ...



いやいやいや



買いすぎだろ



銀時「えっww
Aって大食いなの？ww」



笑えてしまった



あまりに可愛くて



A「わ、私は食べないですよ！？///
坂田さん、甘いもの好きって言ってたから、どれが好きなのか分からなくて、色々迷っちゃって」



なんなんだろーな



試されてんのか？


俺は


銀時「銀さんでいーよ、みんなそう呼んでるし

ありがとな」



もしあの日助けたのが俺じゃなかったら



そいつにも同じことしてたのか？

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