鏡 ページ12
翔命side
するとただの鏡しかなかった。
『なんだ………鏡かよ……』
ん………でもまて……もしかしたら鏡の向こう側に何か一番の情報を隠してるんじゃ………
俺はそう思い手を思いっきり鏡へと向け、殴りかかった。
手が切れて血が出てしまったが気にしない……。
それは案の定大当たり。
見たことのない情報が置いてあった。
するとまた胸の辺りが痛くなってきた。
神(……僕のやり残したこと……見つけてくれてありがとう。君のしたことは消えない……でも、こればかりは感謝させて貰うよ。)
『ッ………フゥ…フゥ………大丈夫。俺なら出来る。』
今は何時だろうか…一郎か空劫辺りに病院から電話いってそうだが別にいい。
何よりの情報が見つかったんだから。
そして俺は、すべての情報の資料を抱え、帰ることにした。
でも、………ここにはこれからも来るだろう。
俺は自分の姿に戻り
神の死体の前にしゃがんで…手をあわせた。
『……ごめんな……。また来る…そのときは神の……いや、南寝伊吹の好きな花を添えに来るよ。』
そうして俺は痛みを抱え…そのまま病院によって…謝り…自宅へ帰った。
さて………何から手を付けようか。
いや……皆へ報告が先か?
そうして俺は皆を傷付けてしまうと思ったが…せめての償い、そして嘘をつかないために……全ディビジョンの人へ片っ端から集まるよう電話した。
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