俺が本気で恋したキミは、手の届かぬ存在であった ２

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引越し当日。


勇人が手配してくれた球団の車に荷物をつめる。





長「それ、持って行かないの？」



あ「これはいいよ。勇人の家にもあるし...」





坂「いや、だめや！！持ってく」




長「何でお前が(笑)」







ソファを持ってくとか、持ってかないとか...




勇人の家にも大きいやつあるのに。


しかもこんなのより絶対高いやつ。





坂「これは、Aの部屋で使って」




あ「でも、じゃまじゃない？」



坂「大丈夫やって。そんな狭くはならんて」






長「まぁ...持ってってやれば？」




あ「うん...」









・









なんだかごちゃごちゃしたけど、


無事に引越しが終わった。






手伝いに来てくれたひーくんにほんとに感謝。





あ「ひーくん、今日はありがとね」




長「お幸せにな(笑)」






坂「ほんまに何から何までありがとうございます」





長「いいって。俺も何かあったら頼むから」







ひーくんはそう言って帰っていった。




部屋に戻って２人で荷物を片付けていく。






坂「よっしゃ！！終わった〜！！」





あ「勇人。今日からよろしくお願いします」


坂「なんや、改まって(笑)」




あ「お世話になるから...一応？」





坂「一応って(笑)まぁよろしくな、A」







私たちの、新たなスタートの日...。

・

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