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幽霊になったって……
え?どういう事?!
そういや智くんの足元
ちょっと透明だな……
て事は本当の幽霊?!
まさか俺
第六感開花しちゃったのか?!
智｢翔くん大丈夫?｣
｢大丈夫じゃないよ!ってか
本当に幽霊になっちゃったの?｣
智｢うん、じゃあ試しに
相葉ちゃんに話しかけてみようか｣
すると智くんは雅紀を呼んだ
しかし、雅紀は返事をしなかった
智｢ほらね?｣
｢いや、聞こえなかっただけじゃない?｣
智｢結構デカめで言ったよ?｣
雅紀｢翔ちゃんさっきから
誰と話してるの?｣
……え?
智｢ほら、翔くんしか
見えないんだって｣
｢待って、何で俺だけ?｣
智｢さあ?知らない｣
｢ええー?知らないって……｣
雅紀｢早く楽屋戻ろ?
ニノと松潤が待ってる｣
雅紀に言われ、俺は楽屋に戻ると
急にドアにバンッと
何かが当たる音がした
確か最後に入って閉めたのは雅紀だから
……もしかして
俺は楽屋のドアを開け
ドアを見ると
そこにはしゃがんで
頭を抑えてる智くんが居た
｢何やってんの?｣
智｢俺も入ろうとしたら
相葉ちゃんにドア閉められた……｣
ああ、俺以外は見えてないから
そうなるのか
｢ってか幽霊になったんだから
すり抜けれるんじゃないの?｣
智｢めんどくさいんだよ〜……｣
｢めんどくさいって……
他に何か出来るの?｣
智｢ん〜、物動かしたりとか
翔くんにテレパシー送れるし
翔くんに憑依する事も出来る｣
へえ、意外とあるんだな……
ってか何でほぼ俺限定?
とりあえず他にも質問してみよう
｢智くんに触れられることは?｣
智｢翔くんだけ｣
｢見れるのは?｣
智｢翔くんだけ｣
｢触れるのは?｣
智｢翔くんだけ｣
全部俺だけじゃねえか
智｢でも安心して翔くん!
俺、翔くんのボディガードやるよ!
もちろんみんなもやるけど｣
｢いや、今まで通りでいいよ｣
智｢ダメだよ、万が一
みんなに何かあったらいけないし!
俺みんなを絶対に守る!今決めた!｣
なんて頑固な男なんだ
……っていうわけで
智くんは幽霊として帰ってきました
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作者名：LiMe | 作成日時：2019年9月14日 3時
