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モツside

あまりにもいきなりのことで、正直あまり状況を呑み込めていない。

だって… ついさっきまで歌苗に怒られながらローラーシューズで部屋を滑っていたはずなんだ。


なのに……


ご丁寧に、各自に用意された部屋はやっぱり無機質で。

中には机とベッド、一台のタブレットだけが置いてあった。


「…役職確認しなくちゃ…」

タブレットの電源を入れ、写し出された文字を読む。


さっきの振り向いた時のAの表情が忘れられない。


どんな役職であっても_______


僕は必ず__ __を守るんだ。



僕の役職は_______ __ __。




歌「これで全員集まったわね……」

ベト「ああ、小娘。」

司会は歌苗。


歌「……… じゃあ、一人ずつ役職を発表していってください。」


バ「私は霊能者。」

チャ「おらは占い師だっただ。」

響「私は村人だった。 君は?」

日「良かった…… 私も村人よ。」

A「……… モツは……」


モ「……僕も村人だった。」

A「…… そっか。」


歌苗「分かったわ。じゃあ、今日は吊りがないので解散します。


……… どうかみんな… 明日もここで会いましょう……」


最後の歌苗の声は本当に、心からの叫びに聞こえた。


A「モツ」

モ「A…… どうしたの?」

A「一緒に部屋まで行っていいか?」

モ「……うん。 いいよ」


部屋までの少しの時間。

僕はAと精一杯の笑顔で、精一杯の楽しい話をした。


これが最後になるかもしれないから_______。


モ「…A。 絶対に僕がAを守るから…。」


どうか明日も生きていて。

・→←1:終わりの始まり。



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モップ - 続きがきになる… (4月25日 17時) (レス) id: e38ab428ae (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - 面白かったです (2022年10月24日 11時) (レス) @page16 id: 4679eca200 (このIDを非表示/違反報告)
みくる - ああ…おそろしい…クラシカロイドたちが人狼ゲームをするなんて… (2018年6月4日 16時) (レス) id: fb8a8613f6 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんまる - 更新されるのを心待ちにしてます! (2018年5月20日 13時) (レス) id: 74bca42c81 (このIDを非表示/違反報告)
もみ - 更新楽しみにしてます!! (2018年4月13日 14時) (レス) id: 33821f0cbb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あしゅ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年4月3日 22時

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