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ここ数日間抱えていた疑問と不安の真相を
Aはようやく話してくれた。
度々連絡がつかない時点で、ほんの少し察してはいたんだ。
だけど認めたくなくて
知りたいはずなのに、知りたくなくて…
気付かないふりして、
君が教えてくれるのを待ってた。
俺の取り越し苦労。
少し忙しかっただけだよ。
そう言って、お願い…なんて祈りながら。
でもやっぱり現実はそう甘くなくて。
君と一緒にノートに書き出したやりたいことリストも、
その多くはもう叶えることはできなさそう。
君の体は、少しずつ動かなくなっていってたんだね。
…私、入院しようかな。
もしその言葉がAから出てなかったら、
俺は北斗に言われた通りに
ちゃんとAの命を守ってあげることができただろうか。
この事実を直視したくないと逃げ続けて、
君の命を縮める道を
一緒に歩いていたんじゃないだろうか。
だから、
大「そう言ってくれてよかった…。」
自分では、言えなかったかもしれないから…。
大「大丈夫だよ。」
俺がついてるからね。
自分にも言い聞かせるみたいに、何度も繰り返した。
君がいる場所がどこだって関係ない。
外だろうと病院だろうと、
たとえそこから出られなかったとしても、
二人でいれば大丈夫。
外に思いを馳せる余裕なんかないくらい、
俺 毎日Aに会いに来るから。
別にどこか行かなくても楽しいね、って
一緒ならきっとそうなるから…。
だから、大丈夫だよ。
大「…ねぇ、今夜泊まってもいい？」
だけどごめんね。
今だけちょっと弱っちぃ俺を許して。
すぐに元気出すから。
『…うん。今日は、ずっと一緒にいよう。』
大「言ったね？お風呂も寝るのも全部一緒だかんな。」
『…それで困るの大我じゃない。』
大「ぐ…、」
明日からの強さを充電させて。
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綾鷹(プロフ) - 1203さん» ありがとうございます(;_;)泣いて頂きたいお話を書いていたので本当にうれしいです！ (2020年5月5日 23時) (
レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 美月さん» なんてうれしい…(´；ω；`)ありがとうございます！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» 最後まで読んで下さってありがとうございます！これは私も書き終わった瞬間何かスッと燃え尽きた作品なのでそう言って頂けると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
1203 - めちゃくちゃ泣いてしまいました。素敵な作品ですね。 (2020年4月4日 15時) (レス) id: bea00c8748 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - めちゃくちゃおもしろかったです。 とても感動しました。 (2020年3月27日 14時) (レス) id: 2c7dc2e191 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年8月11日 7時
