52 You ページ2
大我は、日中に度々連絡の取れなくなる私を心配してくれていたみたいで。
やっぱり、限界が近いことも気付いてた。
大「もー…、Aが話してくれなかったら俺
病院に忍び込んでカルテ盗んじゃうとこだったよ！」
『それ北斗さんも言ってた。』
大「は？北斗がなんで？
っていうかあいつAに個人的に会いすぎじゃない！？
なんでAの通ってる病院まで知ってんの！？」
『あれ、言ってなかったっけ？
私のお世話になってる先生、北斗さんのお父さんだったの。』
大「なにそれ聞いてないよ！」
すごい偶然だけどさぁ…、ってむくれたほっぺたを
ごめんねと撫でると、その手は大我に捕まって。
いつから入院する…？
そんな萎んでしまった声に、
一度決めた決意が少しだけ揺らぎそうになった。
『先生はすぐにって言ってたから、
今夜お父さんに連絡がとれれば明日にでも…。』
大「そっか。俺も早い方がいいと思う。
…ねぇ、今夜泊まってもいい？」
一緒にいたい
そう握った手に力を込める大我に共鳴するみたい。
私も少しさみしいよ
今夜は、ずっと一緒にいようね
この何ヵ月、何度となく握ってきたこの手を改めて強く握り返した。
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綾鷹(プロフ) - 1203さん» ありがとうございます(;_;)泣いて頂きたいお話を書いていたので本当にうれしいです！ (2020年5月5日 23時) (
レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 美月さん» なんてうれしい…(´；ω；`)ありがとうございます！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» 最後まで読んで下さってありがとうございます！これは私も書き終わった瞬間何かスッと燃え尽きた作品なのでそう言って頂けると嬉しいです！ありがとうございます！！ (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
1203 - めちゃくちゃ泣いてしまいました。素敵な作品ですね。 (2020年4月4日 15時) (レス) id: bea00c8748 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - めちゃくちゃおもしろかったです。 とても感動しました。 (2020年3月27日 14時) (レス) id: 2c7dc2e191 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾鷹
| 作成日時：2019年8月11日 7時
