38話 コロナでマスクしなきゃだけどマスク焼けだけはしたくない ページ40
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『………セメントス先生、か』
「3人でコンクリ壊していくしかねぇな。
その隙を狙って先生を潰すしか…」
「まぁ、気合いと根性って事だな！」
『ンな訳ないでしょ』
気合いと根性でどうにかしようとする
二人にデコピンをする。
「い、いて〜っ……で、でもよ、
それ以外にどうやって攻略すんだよ」
『………このテストの鍵は″時間″』
「時間？」
『うん。私達の個性で長時間戦闘は不向き。
それに対してセメントス先生は個性に限界が無いから
戦闘時間は長くても短くても変わらない』
すると切島君が少し首を傾げる。
「でも、松平は限界ねぇんじゃねぇの？」
『私にもそりゃ限界はあるよ』
体力的な話だけど。
それより…
『実はさ、傘禁止になっちゃって…』
「え、てことは…？」
『長時間日光に当たれないから…
今回はホントに短期決戦に持ち込むしかなくて…』
ホントに相澤先生は酷い。
「お前傘あったら銃打ちかねねぇからな」って。
そんな、プロヒーロー相手だから
銃打っても問題ないと思うけどなぁ。
とか全然思ってなかったし()
「てことはセメントス先生超天敵じゃねぇか！」
「ホントにどうすんだよ…もうすぐ始まっちまうぞ」
『………あ。思いついた』
「まじか！」
「どうすんだ！？」
暑苦しさ全開で詰め寄ってくる二人。
苦笑い(無表情)で話し出す。
『えっとね…』
____________………
「………お見事だ」
『ありがとうございます』
セメントス先生の手首に専用のカフスをはめる。
当初の計画では建物を使いながら
隠密行動でゴールに向かうつもりだった。
このグラウンドの地形は全部覚えてるからね。
それでも計画は上手くいかないもので。
途中でセメントス先生にバレてしまい
最悪のパターンで考えていた戦闘をするハメに。
切島君・砂藤君が先生の
コンクリート攻めを受けている間に
先生の頭目掛けて飛び蹴りをしたのだ。
「…でもよ、俺らほぼ無謀に先生のコンクリ
殴って破ってただけだよな…」
「最後なんて捕まっちまったし…」
落ち込む二人に首を傾げる。
『そんな事ないよ。二人が囮になってくれたお陰で
私は先生に近づけたんだから』
「それに、このテストは
どれだけ自分の得意を押し付けるかも重要だ。
3人がそれぞれ得意を出せた。俺はそう思うよ」
先生の言葉に感激したのか二人は
顔を合わせて喜んでいた。
こうして私達の期末試験は終わった。
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睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - Shimoさん» ありがとうございます！！しかもTwitterまで来てくれるなんて…！！感激で涙出るわ。これからもよろしくお願いします！！ (2021年6月18日 23時) (
レス) id: 4363425499 (このIDを非表示/違反報告)
Shimo(プロフ) - あ･･･い、いつも拝見させて頂いております！ヒロアカと銀魂好きな私からしたら私徳でしかありませんっ！！これからも頑張ってください！！ (2021年6月18日 23時) (レス) id: 602d0bec02 (このIDを非表示/違反報告)
睡眠足りない布団好き女子(プロフ) - そらねさん» ありがとうございます！そんな風に言って貰えてめっちゃ嬉しいです！これからもこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m (2021年6月17日 7時) (レス) id: 4363425499 (このIDを非表示/違反報告)
そらね - とても面白いです！これからもよろしくお願いします！ (2021年6月17日 6時) (レス) id: 4fd123f034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡眠足りない布団好き女子 | 作成日時：2021年3月12日 1時
