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itsuki.
俺はそっとカレンちゃんを抱きしめた。
樹「別に嘘ついたこと怒ってないから」
「うん」
樹「正直少し驚いたけど、あんま男慣れしてないから納得できる部分もある」
「うん」
樹「俺が初めての彼氏ってめっちゃ嬉しい」
「でも男の人ってそういうのめんどくさいんじゃないの？」
樹「誰に言われたの？」
「Google様」
樹「ネットのことなんて全部が本当じゃないから。そういう人もいるってこと。でも俺は嬉しい。それが好きな人なら尚更ね。」
「樹くん…」
俺は抱きしめてた腕を離し、カレンちゃんの頬に添えた。
樹「俺とするの怖い？」
「ちょっと…」
樹「俺のことは怖い？」
「ううん、全然怖くない」
樹「じゃあ、俺のことだけ考えてて。そうすれば怖くないでしょ？」
「うん」
樹「好きだよ、カレンちゃん」
「私も樹くんのことが好き」
顔を近づければ自然と目を閉じたカレンちゃんにそっとキスをした。
そして、その日、俺は初めてカレンちゃんと体を重ねた。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年11月11日 22時
