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＊ ページ43
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itsuki.
付き合って1ヶ月。
カレンちゃんが初めて俺の家に泊まりに来た。
今までキスしかしてないから、今日はキスより先のことができたらなぁと思ってる。
間接照明だけの寝室に行き一緒にベッドに入る。
カレンちゃんを抱きしめて、おやすみと言いキスをする。
そのキスは何度も続き、今までしなかった深いキスに変わっていく。
「んっ、い、つき、くんっ、」
樹「少し口開けて」
そう言うと素直に口を開けてくれるカレンちゃんが可愛くてまた何度もキスをした。
息も上がりはじめたカレンちゃんの服の上からそっと胸を触った。
すると俺の手を止めたカレンちゃん。
俺はキスしていた口を離し、少し距離を開けた。
樹「怖い？」
「えっと、その、」
樹「怖かったら無理にはしないから」
「そうじゃなくて、」
寝ていたカレンちゃんの体をそっと起こし座らせた。
カレンちゃんの頭を撫でてると、
「…は、初めてなのっ、」
樹「えっ？」
「ほ、本当は樹くんが初めての彼氏なの…だ、だから……」
樹「でも、前付き合ったことはあるって、」
「嘘ついたの、ごめんなさい…」
確かに俺が有名になるよりもずっと前からこの世界で働いてるカレンちゃん。
ずっと忙しくしてるし、今まで熱愛報道もされたことない。
だから、彼氏がいなかったと言われても納得できるところはある。
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作者名：LALA
| 作成日時：2022年11月11日 22時
