＊ ページ11
.
瑠唯「うちの姫はモテモテだね〜」
翔吾「ほんまやな〜」
山彰「ていうかどこの野郎から貰ってんだよ」
海青「そういえばさっき男のスタッフさんが“いつ渡そう！”とかコソコソ話してたな」
樹「えっ、まだいるの？」
翔平「モッテモテ〜！！！」
樹「うるさい」
みんなが喋ってるのをBGMに私はリハ着に着替えた。
着替え終わった私はあることを思い出してテーブルに向かってある物を探した。
陸「どうしたの？まさか本命から貰ったとか！？」
「違いますよー、あった！」
健太「その紙袋一際おっきい！！！」
陣「なんやと！？」
「これは貰ったんじゃなくてあげるやつです！」
陸「誰に！？」
健太「健太聞いてないよ！！！」
「落ち着いてくださいよー、これはみんなにあげるやつです！」
陸健太「「「へっ？」」」
私は一人ずつ“ハッピーバレンタイン！”と言ってラッピングしてある袋を渡した。
北人「これ手作り？」
「はい！昨日作りました！」
壱馬「食べてええ？」
「もちろん！その前に末っ子たちはもう食べてますけどね(笑)」
みんな“美味しい”と言ってくれたから昨日頑張って作ってよかった。
樹「あれ、でもまだこっちの袋にもいっぱい入ってるけど」
「あー、それは他のグループの人たちにあげよっかなーって買ってきたやつ！」
海青「買ったん？作ったんやなくて？」
「うん！作ったのはメンバーだけ！特別！」
私にとっては普通のことだけど、どうやら私が言った“特別”がみんなの胸に響いたらしくなぜか凄く感動してた。
というかなんか凄く満足気な顔をしてた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 488人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：LALA
| 作成日時：2022年9月19日 11時
