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直人「岩ちゃんさ、そんなに好きなの?」
剛典「好きっすよ、パーティー会場で会って一目惚れしたんですから」
直人「まぁここ最近の岩ちゃんはお近づきになろうと頑張ってるのは分かるけど、とりあえず周りの女の子にどうにかしてからにしたら?」
剛典「もう誰とも遊んでないっすよ」
直人「この間店に来た女の子は?」
剛典「あれは勝手についてきただけって言ったじゃないっすか。もう誘われてもバッサリ断ってるんで大丈夫っす。」
直人「過去のことは消えるわけじゃないから、それ以上に大事にして気持ち伝えないとたぶん伝わらないよ」
剛典「直人さん、俺の恋、応援してくれるんすか?」
直人「まぁ、幸せになってほしいからね………には、」
剛典「ん?なんすか?最後聞き取れなかったんですけど!」
直人「なんでもないから気にしないで」
そんな話をしてると彼女が帰ってきた。
剛典「おかえり!」
「まだいたの?」
剛典「当たり前じゃん!」
「あっ、そういえば来週…」
直人「あー、あれね。健ちゃんに頼んだよ。」
「ありがとう、助かる」
直人「健ちゃんも犬好きだから喜んでたよ」
剛典「ん?なに?健二郎さん?ていうか二人だけで話進めないでくれる?」
「気になる?」
剛典「気になる!」
「来週、健二郎さんとデートするの」
剛典「えっ…」
デート?
片岡さんと健二郎さんが?
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作者名:LALA | 作成日時:2022年3月31日 15時