【ツイステ】仲の悪い夫婦

do not care 3 ページ5

合同練習は思っていたより早く済み、定時も過ぎて今日はいつもより早く帰れた。


でも、今日もいっぱい悪口を言われた…………






「はぁー……………高校生ってめんどくさい」






そつぶつぶつ言いながら
家に着くと先に白衣をハンガーにかけ、アイロンもかけて洗濯物を取り込んだ。


それが終わると、夕食を作って食べて洗い物をして

お風呂に入って洗顔と保湿とドライアーをかけて、


終わり。




どうせ帰ってくるのも遅いだろうし、自室に引きこもっていようと思ったが玄関のドアが開いた音がした。どうやら、帰ってきたらしい。









「ただいま」






『おかえりなさい。ご飯は冷蔵庫に入れてあるのでレンジで温めてください。』






「あぁ、わかってる。」






そう言って私の横を通りすがると、ついでにと黒い袋を渡された。あぁ、いつものか。







台所に行き、彼に作ったお弁当の中身を開けるとそこには具材がぎっちりと。それは手をつけられていない証拠だ。

そういえば、お昼はレーズンバターを食べていたなぁと思うと中身を三角コーナーに捨てて、箱の中身だけ洗って自室に戻った。









…








『(自室最高だわ…………)』





好きなこと出来るし、誰にも邪魔されなくてすむ。





部屋の明かりを消して、スマホをつける。ブルーライトが目にチカチカして痛い。そろそろメガネを変えるべき……それともコンタクトにするべきか……






『あ、これクルーウェルさんだ』





マジカメを見ていると3−C組のヴィル・シェーンハイトとツーショットの写真が何件ものRTとハートが押されていた。


お似合いだなーと思いながらもハートを押し、そのまま電源を落として寝た。







『(まぁ、私には関係ないか)』





他人事のように思いながら、深い眠りについた。

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