『(^p^)』識「いや草。」 ページ3
そして。
お盆2日前。
親戚一同の集まりがある日。
僕らは親戚一同が集まる前日から泊まりで準備を手伝っていた。
『識織!今のビールって冷えてたっけ?缶と瓶!腰痛めてるから運べねぇんだよ!』
識「お姉ちゃん腰やってんの!?マジか!えっと、えっと、待っててぇ!?」
祖母「2人とも頑張りすぎないようにねぇ。」
ギャーギャー2人でいいながら(半ば巫山戯ながら)準備を進めてった。
識「あの人達無駄にお酒飲むし強いからなぁ。たくさん必要だよね?残っちゃうんじゃない?って位にさ?」
『まぁ、残ったとしても高い酒飲めるいい機会なんだし、僕が飲み尽くすと思うよ。多分。』
識「お姉ちゃんワクだからねぇ。第一、今回久し振りに集まりに参加したのだってお酒目的でしょ?いつも通り。」
『まぁな。おばあちゃんが“何時も手伝って貰ってるんだし、集まりに参加してお酒飲むかい?”って言ってたから参加したんだし。』
識「いつも通りで草。」
なんてやり取りをしてるうちに夜になり、親戚一同が集まり始めた。
親戚とは、結構前から疎遠になってたし、今回はどうやら親も来ているようで、何処か居心地が悪かったため、祖父母の近くの端の方で2人で寛いでいた。
『あ"ー腰痛てぇ。漸く休めるねぇ。(漸く酒飲めるやったね。)』
識「お姉ちゃん()の中本音が見えとる。
ってあ!あの人だよ親戚一同が騒いでたお兄さん!あの人じゃない?」
2人して端っこの方で息を着いていたら、弟が声を上げたのでそっちの方へ顔を向けた。
ふぅーん。なんか人だかりが出来て全然見えないからどんなんかわからんけど。
識「見えないねー?どんな人なんだろ?でも親戚の人達は大嫌いだからなぁ。」
『よかったら僕が見てこようか?どんな人か。』
識「んー、お願ぁい!」
よいしょ、なんて言って立ち上がり、すたすた歩いて親戚の輪の中に入る。
あーぁ、酒飲み達に絡まれてるなぁ、なんて同情の思いを抱きながら、顔を覗かすと。
『っえ?』
?「っ!?え、なんでここに居るん?」
『「センラ/染さん!?」』
識「ねぇまって全然見えなんいんだけどぉ!!(泣)」
識「やばい僕の親族やばい!!」セ「うん、それな。」→←『時系列的には7月後半だよ!』識「exclamation mark似合わな。」
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らく(プロフ) - 続編おめでとうございます!リクエスト聞いてくれてありがとうございます(*^^*)続編でも楽しく読ませてもらいますね! (2020年6月1日 23時) (レス) id: d81c77902c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怠惰 | 作成日時:2020年6月1日 17時