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『友達なのに…仲間なのにって……口先ばっかりで、篤くんの気持ち聞いてあげようともしないの?』
Aの言葉が悟と竜二に深く刻まれる。
三平「…Aの言う通りだ
お前らは嘘と言わなかった区別もつかんのか」
三平はAの頭を優しく撫でた。
三平「前の学校で…何があった?」
篤「…カンニング」
悟・竜二「「えぇ!?」」
篤の話によるとクラスの子に問題の答えを見せるよう迫られ、テスト中に隠れてカンニングシートを靴に入れて後ろに蹴った瞬間を教師に見つけられた。
カンニングをしたのは篤ではなかったが、教師はPTA会長の息子の言い分を信じた。
そして篤は2年のクラス替えのタイミングで富室高校に転校してきた。
篤の言葉を聞いた悟は、今まで篤が自分に言ってくれた強気な言葉を思い出した。
悟は篤の隣に座った。
悟「悪かった…」
篤「俺も…」
悟は篤の肩を強く抱いた。
悟「Aもごめん」
竜二「また俺ら迷惑掛けちまったな」
『まぁ…いつもの事だしね?』
悟「またAに喝入れられたな」
篤「前回は竜二がAを怒らせたんだけどな」
竜二「おい言うなよ!!」
『友達の事裏切っちゃだめだよ?』
悟「えぇ?」
『なんでもない!』
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りゅがたん(プロフ) - めっっっさ好きです。 (2020年9月26日 14時) (レス) id: 868e42b033 (このIDを非表示/違反報告)
あつ - 就活で忙しい中、更新してくださりありがとうございますm(_ _)m真夏の少年関連のお話では作者様のお話が大好きなので、これからも作者様のペースでの更新、楽しみにしています! (2020年9月15日 18時) (レス) id: 1c3e72fdde (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - 愛奏さん» ご指摘ありがとうございます。申し訳ありません、こちらも気持ちが焦ってしまい半ば強引な表現だったと反省しております。修正させて頂きます。 (2020年9月9日 11時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - さらさん» ありがとうございます!就活との両立でどうしても更新に遅れが出てしまうのでできる時にたくさんして行くのでぜひ最後までお付き合いお願いします! (2020年9月9日 11時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - う。さん» オチは決めてないんですけど…お楽しみに!! (2020年9月9日 11時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱみ | 作成日時:2020年8月22日 0時