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東条「あいつ…余命過ぎてるってどういう事だよ…っ」

明智「そういう病気なんだろ…」

川崎「心配させないように…黙ってたってこと?」

若林「いつ倒れるか…わかんないって事だよね?」

明智は、原田が歩いていった方向に走り出した。それに続いて東条、若林、2年3組の生徒たちも続いた。
みんなが走っていく中、君澤は1人その場に留まっていた。

里見「いいの…?」

里見が気にしてくるが君澤は、頷く。

君澤『…里見先生…お願いがあります』

君澤の、真剣な眼差しに里見は頷いた。



若林「のぶおっ!」

若林は、廊下を歩く原田を呼び止めた。

原田「あんた達なに?」

明智「そんなこと黙ってたのかよ…っ」

川崎「のぶお…死ぬの?」

川崎が恐る恐る聞く。

東条「おいっ!そんなこと言うなって!」

原田「大袈裟ね〜笑 人間みんな死ぬわよ!あたしね、思ったより長生きさせてもらってるの!本当なら、今年の春までって話だったのよ?
目標ができたかしらね!」

川崎「体大丈夫なの!?なんの病気なの…っ!」

原田「ちょっと…膵臓がね…

でも、大丈夫!目標があるから、あたし当分死なない!余命さえも…ガーンと伸ばす!ゲイで女装家の原田のぶおちゃんよ?

ほら〜皆暗い顔しなさんな!」

みんなの表情が沈んでいる中、明智が少し微笑んだ。

明智「してねぇよ笑

なぁのぶお…賭けしようぜ?」

原田「なに?」

明智「俺らが卒業する前に…のぶおが死んだらのぶおの負け。俺らが卒業したら…のぶおの勝ち。」

原田「勝ったらどうなんのよ」

明智「俺ら全員で……のぶおのやりたい事叶えてやるよ!」

明智は原田の目を見てしっかりと答えた。

原田「頼もしいわね…のっちゃおうかしら!」

明智「逃げんなよ?笑 のぶお!」

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なえ - ぱみさん» ありがとうございます! いつも読んでいます! (2019年6月15日 23時) (レス) id: a62a058a8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - なえ さん» コメントありがとうございます。いえいえ大丈夫ですよ!お気になさらずに!大好きと言って頂けるだけで嬉しいです (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - タピオカさん» コメントありがとうございます!ぜひぜひよろしくお願いします! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - うみこさん» 作者もオチについてはまだ悩んでおりましたので、貴重なご意見ありがとうございます! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - もなこさん» リクエストありがとうございます!お時間ある時に書きますね! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年6月1日 23時

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