3(明智の回想) ページ4
庭で1人学ランを着てサッカーボールをけって遊ぶ明智。
玄関が開き、父親と佐藤と呼ばれた父親の仕事仲間が出てくる。
そして、父親は佐藤にこうお願いしたのだ。
明智にサッカーを教えてやってほしいと。
佐藤は明智に近づく。
佐藤「名前は?」
明智「秀一です!」
佐藤「秀一」
その日から、佐藤と明智は庭でサッカーをするようになった。佐藤はドリブル、キープの仕方を明智に教えた。
佐藤「おっ!いいじゃん!秀一!」
明智「佐藤くんってさ…なんでそんな上手いの?」
佐藤「秀一も色々やればわかるよ!1番大事なのは…自分で何とかすることだ!人に頼ってちゃ…なんも変わんねぇからな!笑」
明智「そっか…笑」
明智は佐藤の言葉に笑を零した。
佐藤とのサッカー練習は毎日続いた。
ある日、いつものようにサッカーボールをけっているとふと、誰かの足にボールがぶつかった。明智と佐藤が視線を上げる。
君澤『特訓?』
明智「A!?」
ボールを持ちながら明智たちの方に歩いていく君澤は、明智たちの隣にしゃがんだ。
佐藤「えっと…秀一の彼女?笑」
佐藤の言葉に明智があわて始める。
明智「いやっ…同級生の君澤A、友達!」
君澤『はじめまして…君澤Aです。』
明智の慌てっぷりに佐藤は笑う。そして、明智にしか聞こえない小声でこう言った。
佐藤「秀一の片思いってやつか?頑張れよ笑」
その言葉に明智は頬を赤く染め恥ずかしそうに視線を逸らした。
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なえ - ぱみさん» ありがとうございます! いつも読んでいます! (2019年6月15日 23時) (レス) id: a62a058a8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - なえ さん» コメントありがとうございます。いえいえ大丈夫ですよ!お気になさらずに!大好きと言って頂けるだけで嬉しいです (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - タピオカさん» コメントありがとうございます!ぜひぜひよろしくお願いします! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - うみこさん» 作者もオチについてはまだ悩んでおりましたので、貴重なご意見ありがとうございます! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
ぱみ(プロフ) - もなこさん» リクエストありがとうございます!お時間ある時に書きますね! (2019年6月13日 20時) (レス) id: 34ee2ee9d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぱみ | 作成日時:2019年6月1日 23時