4話 ページ5
Aside
私が唇を離した瞬間、トントンさんは糸が切れたようにバタッと倒れた。
『はぁ…。隠れますかね。』
呟きながら、隠れる場所を探す。確かここには図書館があった筈。
図書館ならば本棚に身を隠す事も出来るし、隠れるには丁度いいだろう。
ちなみに、トントンさんには強い睡眠薬を飲んで貰った。強制的であったが。
……別に毒でも良かったんですけどね。トントンさん、隈が凄かったので睡眠薬に。
そうだ。自分も口に含んだんだった。
『……馬鹿ですねぇ、私。解毒剤も用意しておけば良かったのに。』
私は襲いかかる睡魔に耐えながら、必死に図書館へ向かうのだった。
ちなみに唇を重ねた後、自分の顔も赤かった事なんて知らない。
.
本棚にひっそりと身を隠す。
……予想外の事が起きた。いや、ちゃんと想像しとけばよかった話なんだけども。
あの後、なんとか図書館についた私は、堂々とドアから入ってしまった。
だがそこには幹部のエーミールさんがいて、後少しという所でなんとか連絡されるのを止められた。
エーミールさんは今睡眠薬で眠っている。
……いや口づけして無いからね???流石にこっちの精神が持たないわ。
『少しだけなら…大丈夫ですよね。きっと。』
そうして私は本棚に身を隠したまま、意識を放り投げた。
………この判断を、後に後悔する事になる。
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来月(プロフ) - #ゆー@金欠民族さん» ありがとうございます!! (2021年1月6日 16時) (
レス) id: c747ff5eb0 (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - おもしろいーん！！w 更新頑張ってください！！ (2021年1月6日 16時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
来月(プロフ) - 猫飼いたい(=ﾟωﾟ=)さん» 有難うございます!!コメント届いたの初めて何でめっちゃ嬉しいです。毎日更新出来るよう、頑張らさせて貰います!! (2021年1月6日 15時) (レス) id: c747ff5eb0 (このIDを非表示/違反報告)
猫飼いたい(=ﾟωﾟ=)(プロフ) - 控えめに言ってめっっっっちゃ面白いです！ほんと毎日楽しみに見させてもらってますんでこれからも頑張って下さい！ (2021年1月6日 15時) (レス) id: da9bb9ace8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：来月 | 作成日時：2020年12月5日 20時
