鬼｢(名前)が拉致られた｣水軍｢誰に！？｣鬼｢それは･･･｣水軍｢何処の誰であろうと･･･ぶっ潰す(怒)｣ ページ9
-鬼蜘蛛丸視点-
今日は、お頭の頼みでAと2人で町に買出しに来ていた。
蜘蛛「Aの近くにはいつも重達がいるから、一緒に会話したりする機会がないから嬉しい)」
町に行く前に酔い止めを飲み、Aの前ではカッコ良くいたいから陸酔いしないようにしたが駄目だった。
蜘蛛「(カッコ悪いな…俺)」
そんな事を思いつつ、Aと樽屋に着くまで他愛もない話をした。
そして樽屋に着き、俺が樽を選んでる間暇だろうと思い、俺の目の届く範囲の店なら見て来ていいと言った。
するとAは、笑顔で返事をして歩いて行った。
俺はその姿を見届けると樽選びを始めた。
暫くしてAの様子を見ようと外を向くと、信じられない光景が目に写った。
蜘蛛「A！？」
そこには、壺装束の知らない女性の腕に項垂れているAの姿があった。
俺は急いで向かったが、1人の男に邪魔をされた。
蜘蛛「！？君達は…！」
俺は邪魔をしてきた男を見て驚いた。
そう今、俺の目の前にいるのは俺の…俺達、兵庫水軍が知っている人達…
??「…申し訳ありません。鬼蜘蛛丸さん」
蜘蛛「っ…」
彼は俺の腹部を殴ると、壺装束の女性と一緒に走り去って行った。
蜘蛛「まっ…ううっ(こんな時に陸酔いが…)」
俺は陸酔いで吐きそそうになるのを我慢して、海に向かって急いだ。
兵庫水軍の海に着くと俺は真っ先にお頭の元に向かった。
蜘蛛「お頭！！」
第三「おー鬼蜘蛛丸！おかえ…」
蜘蛛「大変です！！」
俺は、町で起こった事を話した。
話し終わると、お頭は大声で叫んだ。
そしてお頭の叫び声を聞いた他の水軍衆達も集まって来たので事情を話すと、全員驚いたが1人だけ落ち着いた奴がいた。
そう、舳丸だ。
そして舳丸は、静かに口を開いた。
舳丸「Aを攫ったのは何者ですか？」
舳丸の声音には怒りが含まれてた。
舳丸のその問いかけに全員、真剣な眼差しで俺を見ていた。
そして俺は、少し間を開けて言った。
蜘蛛「Aを攫ったのは…忍術学園の忍たまの六年生です」
俺が答えた瞬間、全員目に怒りの色を宿していた。
第三「とりあえず、今から忍術学園に行って来る」
そう言って立ち上がったお頭に、全員｢行きたい｣と言った。
それに対してお頭は…。
第三「来たい奴は来てもいい。だが、陸酔いする奴等はここにいろ」
蜉鬼間「！？」
理由は陸酔いの他に、水軍館を空にしないためらしい。
そして陸酔い組の３人が残り、その他が忍術学園に行く事になった。
六年｢天女！！｣貴｢は？｣潮｢おのれ･･･天女め！！｣貴｢は？｣食｢天女･･･貴様は絶対にこr…｣貴｢は？｣六年｢(´ ･ ω ･ `)｣→←貴｢鬼蜘蛛丸さん･･･町に行って大丈夫なんですか？｣鬼｢大丈…おえぇぇぇ｣貴｢｣
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加恋 - 続編イェーイ！楽しみにしてます！やっぱ兵庫水軍カッコいい！！ (2016年8月20日 19時) (
レス) id: 346f1c4915 (このIDを非表示/違反報告)
紅希(プロフ) - 加恋さん» マジですか！水軍さんのキャラが掴めなくて迷子になりまけど…読んでいただけて嬉しいです！ (2016年8月18日 22時) (レス) id: 20cb7de5c5 (このIDを非表示/違反報告)
加恋 - 決めらん無い。兵庫水軍全員大好き過ぎて困る…ニヤけが止まりませんでした (2016年8月18日 21時) (レス) id: 346f1c4915 (このIDを非表示/違反報告)
紅希(プロフ) - 削除！！さん» 東南風さんは、キャラが余り分からなかったので、こんななりました。白南風丸くんは、少年っぽい可愛さを求めました！ (2016年8月18日 21時) (レス) id: 20cb7de5c5 (このIDを非表示/違反報告)
削除！！ - でも白南風丸さんも幼い感じで最高です！ (2016年8月18日 21時) (レス) id: 17a8020457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅希 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/gesu70207
作成日時：2016年8月15日 19時
