どうやら、ロッカーの先には海があるらしい

食｢あー可愛いな…｣重｢(名前)さんに近寄らないで下さい！！｣食｢頼むから！1回だけでいいから、留お兄ちゃんって呼んでくれ(鼻血)｣重｢鼻血出しながら来るな！！鬼蜘蛛丸の兄貴ぃぃぃ！！やがらもがらで服絡めて、海に沈めてぇぇぇ！！｣ ページ23

-中在家視点-

"天女は学園に害をなす存在"…そう思っていた。
だが、5人目の天女…Aは今までの天女と全く違った。
学園長先生に対して、はっきりと自分の意見を伝える姿に驚いた。
その時、Aに興味が湧いた。

長次「(Aは、私達が苦手なのだろう…でも私は、Aと最も話してみたい…)」

Aは学園に来たくないと言った。
それならば、私から会いに行けばいい。
何回も会って、話しをして距離を縮めよう…。


-善法寺視点-

今までの天女達は、少しでも怪我をすると僕に｢手当てをして｣と猫なで声で言ってくる。
僕はそれに従い、手当てをする。
手当てが終わり、微笑みかけると直ぐに顔を赤くした。
だけど今回の天女は違った。
怪我をしているのに手当てを断った。
理由を聞くと｢毒を塗られるかもしれない｣そう言った。
僕はその返答に驚いた。
その後、留三郎がAちゃんを殴ったから強制的にAちゃんを医務室に連れて行った。
手首に包帯を巻く時に腕に触れたが、Aちゃんの腕は細く、少し力を入れたら折れるんじゃないかと思った。
それに治療中、微笑みかけても何の反応も示さなかった。

伊作「(苦手だから極力関わらない様に、壁を作ってるんだね…水軍の人達に向けられる笑顔が羨ましい…)」

でも、これから少しずつ壁を壊していけばいい。
その時、水軍衆が邪魔になるけど…その時は、伊作印の薬で…ね？


-食満視点-

俺は初めて女を殴った。
それも自分より幼い。
いくら嫌いな天女だからと言ってもの女だ。
殴った事に罪悪感はあったが、皆の同情を引くため、泣き喚くのだろうと思っていたが違った。
天女から返ってきた言葉は｢気は済んだか？｣と言う冷たい言葉だった。
そこで俺は実感した。
｢コイツは今までの天女と違う｣と。

食満「(アイツを見てると構いたくなるんだよな…しかも、背が低いから話す時に自然と上目遣いだし可愛い)」

俺達の事が嫌いなんだろうが、これから仲良くなってみせる！仲良くなった日には、満面の笑みで｢留お兄ちゃん(満笑)｣と言ってもらいたいものだな…(鼻血)。

貴｢暑い…｣舳｢なら、一緒に海で泳ぐか？｣貴｢いや…｣舳｢泳げないのか？｣貴｢泳げますけど、舳兄さん私を置いて先に泳いでいきますよね？｣舳｢そんな事はしない。それに、手を繋いで泳げばいいだろ？｣→←七｢(名前)ー！遊びに来たぞ！｣網｢急いで(名前)さんを館隠して！｣立｢残念ですが、もう遅いです(満笑)｣網｢舳丸の兄貴ぃぃぃ！！投げ焙烙でぶっ飛ばしてぇぇぇ！！｣

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