貴｢赤髪の人魚姫｣航｢男だけどな！｣重｢目つき悪いけどな！｣舳｢お前らぁぁ･･･(怒)｣ ページ3
波の音が響く中、私は目の前の光景に驚きつつ海に向かって進んで行った。
貴方「どういう事･･･マジで･･･(汗)」
私は、目の前に広がる美しい海だけを見ていた。
だからだろう、今自分がいる場所に気づかなかった。
貴方「な･･･！？」
気づいた時には遅かった。
私は、崖の一番端まで来ていた。
そして･･･。
貴方「！？」
体が傾き、私は真っ直ぐ青い海の中に吸い込まれて行った。
貴方「っ…」
落ちた拍子に岩にでも頭をぶつけたのだろう。頭が痛い。
貴方「(こんなよく分からない状況の中で、私は死ぬのか･･･)」
私はそんな事を思いつつ朦朧とする意識の中、思い出したくも無い家族や大切な友人達の事を思い浮かべた。
貴方「(こんな所で死ぬ私を許して･･･)」
意識を失う瞬間、朦朧とする視界で私が最後に見たのは、お伽噺の人魚のような美しい赤い髪を持つ人だった。
-？？視点-
その日俺達は、ちょうど沖に出ており帰って来る最中だった。
??「舳丸の兄貴！１週間ぶりの陸ですね(満笑)」
舳丸「そうだな」
そう言って俺に話しかけてきたのは、俺と同じ水練の重だ。
俺は、重と会話をしながら海を眺めていた。
そして、陸まであと少しという所に来た時、俺と反対の方向で海の様子を見ていた疾風の兄貴の慌てる声が聞こえた。
それを聞きつけた他の水軍衆が疾風の兄貴の元に集まる。
重「どうかしたんですか？」
重がそう訊ねると、疾風の兄貴はある崖を指差した。
疾風の兄貴が指を差してる崖を見るとそこには、白い南蛮衣装のようなものを着た人が立っていた。
舳丸「(あんな所で一体何して･･･)」
そう思ったのも束の間、南蛮衣装の人は海に落ちた。
水軍「！？」
??「え！？嘘でしょ！？」
??「あの辺りは、岩礁が多いぞ！？」
船内が一気に慌ただしくなった。
慌ただしい船内を、疾風の兄貴が皆を落ち着かせよとしている間に俺は上着を脱ぎ、海に飛び込んだ。
重「舳丸の兄貴！？」
後ろから重が俺を呼ぶ声が聞こえるが、俺はそれを無視して南蛮衣装の人が落ちた所に急いで向かった。
舳丸「(いた！)」
引き上げる際、一瞬その人と目があった。
目が合ったのは本当に一瞬だった。
だが･･･。
舳丸「(綺麗な瞳だった･･･)」
目があった時に見えた、珊瑚のように美しい赤い瞳。
俺は、その美しい瞳を忘れる事ができなかった。
舳｢珊瑚の様に美しい瞳の女性｣義｢美しいのは瞳だけじゃねぇけどな｣網｢義丸の兄貴･･･セクハラです｣義｢何で！？｣→←貴｢ロッカーの先には海があった。｣友｢どういう事？｣貴｢ロッカーを開けたら海が広がってた。｣友｢･･･頭大丈夫？｣
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加恋 - 続編イェーイ！楽しみにしてます！やっぱ兵庫水軍カッコいい！！ (2016年8月20日 19時) (
レス) id: 346f1c4915 (このIDを非表示/違反報告)
紅希(プロフ) - 加恋さん» マジですか！水軍さんのキャラが掴めなくて迷子になりまけど…読んでいただけて嬉しいです！ (2016年8月18日 22時) (レス) id: 20cb7de5c5 (このIDを非表示/違反報告)
加恋 - 決めらん無い。兵庫水軍全員大好き過ぎて困る…ニヤけが止まりませんでした (2016年8月18日 21時) (レス) id: 346f1c4915 (このIDを非表示/違反報告)
紅希(プロフ) - 削除！！さん» 東南風さんは、キャラが余り分からなかったので、こんななりました。白南風丸くんは、少年っぽい可愛さを求めました！ (2016年8月18日 21時) (レス) id: 20cb7de5c5 (このIDを非表示/違反報告)
削除！！ - でも白南風丸さんも幼い感じで最高です！ (2016年8月18日 21時) (レス) id: 17a8020457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅希 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/gesu70207
作成日時：2016年8月15日 19時
