まつげちゃんの好きな人 (ページ9)

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はーちページ9

Gero side

『私まつげちゃんなんです』

まつげちゃんてあのまつげちゃん？

『忘れちゃいました？』

G「知ってます。まつげちゃん。俺の曲も踊ってくれてたよな」

『はい！金曜日のおはよう踊らせて頂きました！』

目の前にまつげちゃんがいる状況と
なぜまつげちゃんがクラブのダンサーをしているのか、色んな事が頭を駆け巡って
固まってしまった

G「ありがとうなぁ」

『私Geroさんのファンだったんです。もちろん今もですけど！中学生の頃からニコニコ動画とかボカロが好きで歌い手さんも大好きで、でも私歌が下手なんです。私も何か投稿したいって思って、ダンスを習っていたから踊ってみたを投稿し始めたんです。』

初めてきくまつげちゃんの活動理由

G「blessing上手やったけどなぁ」

『簡単な所ばっかり歌わせてもらったので、、
それで私が活動休止した理由なんですけど、ストーカー被害に遭ったんです。
通っていた高校からつけられていて、そこで色々あって、それから外に出るのが怖くなって、引きこもりになって踊る気力も無くなって休止しちゃったんです。』

G「辛かったな、」

"そこで色々あって"
きっと酷い事をされたんだろう、俺は気の利く返事ができなかった

『辛かったです。でも申し訳無かった』

G「申し訳ない？？」

『みんな私のツイートにリプくれたり、活動者の方もGeroさんもまた戻ってこいよってリプくれたのも返信できないままだったので返信できなくてすみませんでした。』

G「そんなん全然ええよ！！読んでくれてて良かった。」

まつげちゃんとはニコニコのイベントで少し挨拶を交わしたり、Twitterでたまに絡むくらいの面識しか無かった

彼女が急に活動を休止するとツイートした時は本当にびっくりしたし
本当に寂しいと思った

本当に沢山の活動者が彼女にリプを送っていた

返信が無かった事にとても心配したが、今は元気そうで本当に安心した

G「でもなんでクラブのダンサーになったん？」

聞いても良いか迷ったが、我慢できずに俺は聞いてしまった