まつげちゃんの好きな人 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:20 hit、合計:1,933 hit

じゅーよんページ15

Aside

　

Geroさんも私も最初はとても緊張していたが、お酒が回ってきて

Geroさんが面白くてすごく楽しかった

パーティもお開きの時間になった

もうGeroさんと会えないのかな

出口で参加者の方達をお見送りしているとGeroさんもやってきた

『Geroさん！』

G「あ、Aさん！今日はありがとうございました！」

『こちらこそありがとうございました！あの、、』

実はまつげちゃんなんですって言ってしまおうか？
またお会いできませんか？
いや、私なんかが気軽に誘っていい人では無い

G「ん？」

だめだ

『やっぱり、大丈夫です！！』

G「え！？気になるじゃないですか！」

この笑顔が本当に人懐っこくて虜になる

『じゃあ、本当に気になったらいつでも来てください！私普段は22時から2時までここで踊っているので！』

私は逃げた

私からは行けないから
Geroさんから来てください
遠回しに伝えた

.

.

.

それからというもの出勤してはGeroさんが来ないかなと期待してしまっている

忙しい方だし、簡単にこんな所へは来れない
そう自分に言いきかせた

パーティから3週間程経ち年を明けた

もういい加減諦めないと

そう思って2週間ほど経った頃だった

私はいつものように曲に合わせて踊っていた

私はフロアは見ない
目を合わせると躍りづらくなるから

向こうからは見えないが、いつもゲスト入口を見ている

いつGeroさんが来ても気付けるように