検索窓
今日:10 hit、昨日:0 hit、合計:55,564 hit

11話目 ページ12

今の状況一言で表すと、カオス。


この状況を説明すると、


まず、お父さんは私とエリスちゃんにドレスをひたすら着せている。


エリスちゃんは嫌がってお父さんに悪口連呼。


それをお父さんは泣きながらそんな姿も可愛いよぉ……とデレデレである。


そして、一緒にきた中原さんはと云うと、バイトの店員さんに捕まっている。


なんか一目惚れ?というやつらしくて、腕に抱きついたり、胸を押し付けたりしている。


それを真顔で見つめる数人の黒服。


ね?カオスでしょ?


そして、上の文章からわかるように、今は絶賛お出かけ中なのだ。





数時間前………………。


あの後私はお父さんと同じベットで寝た。


ベットとは呼べないぐらいデカかった…………。


私は少し早めに目が覚めたのでとりあえずお父さんを起こすことにした。


私「お父さんー。朝だよー。」


私がそう云っても全然起きない……。


すると、どこから出てきたのかエリスちゃんが、お父さんにダイブした。


つまり、ジャンプしてお父さんに着地したのだ。


するとお父さんはゔぇっ……。といかにも苦しそうな声を出してやっと起きた。


私「おはよう、お父さん。」


首「あ、あぁ。おはようAちゃん。…………それよりエリスちゃん、そろそろ降りてくれるかい?まあ、ずっと私の上にいてもいいのだけど流石に寝起きは苦しいのだよ」


エ「分かったわ!A!一緒に今日着ていくお洋服を選びましょ!」


エリスちゃんはそう云うと、私の手首を掴んで引っ張って行った。


着いたのは、大きめの扉の前。


エリスちゃんが多いくて重たそうな扉を開くとそこには、とても数え切れないほどの洋服があった。


まあ、ほとんどがドレスだけと……汗



エ「好きなの選んでいいわよ!」


す、好きなの……ねえ…………。


今までは赤と茶色…………って云っても元は白の汚いワンピースしか来たことがない。


かと云って、着てみたい洋服がある訳でもない。


今まで自分の意思で物を選んだことがないから、いざ好きな物を選べと云われると困るものだ。


私がそんなことを考えてる間にも、エリスちゃんは着々と決めていく。



私は近くにあった白に青い刺繍の入っているワンピースをとった。


やっぱり、着るなら着慣れているワンピースがいいな……。


まあ、似合うかどうかなんて考えていないが……


どうせ私が着て似合う服などないのだから。





字数…………(´;ω;`)

12話目→←10話目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
169人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

イヴ「和」○かき氷(プロフ) - kuroさん» ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!ありがとうございます!!!お知らせの通り、最近忙しくて…更新さらに遅くなりますが、よろしくお願いします!!! (2019年7月11日 19時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります!更新頑張って下さい!(p`・ω・´q) (2019年7月5日 15時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ「和」○かき氷(プロフ) - *霧*さん» コメントありがとうございます!!!初めてのコメントでめっちゃ嬉しいです!頑張りますね! (2019年4月3日 22時) (レス) id: 261bc1b2af (このIDを非表示/違反報告)
*霧* - 初コメ失礼します!すごく私好みの作品で、めっちゃ面白いです!!夢主ちゃんがどうなっていくのか楽しみです!更新頑張ってください!! (2019年3月21日 8時) (レス) id: 18cb4fa1f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:イヴ | 作者ホームページ:ないぞ!  
作成日時:2019年1月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。