復活７６ ページ49
＊
──うちはA
お前には長期の間 この木の葉の里に足を踏み入れることを禁ずる。
拠点を砂に移し随時任務を遂行せよ。
これが、お前に与える罰だ──
『なんだかなー』
全くもって罰になっていない気がするんだけど。
しかも監視として
「Aさーん！」
はっくんと
「先に行くな馬鹿」
桃さんだもんなー。
まぁウチとしては有難いけど。
5年前、そして今回。
うちはから続けて抜け忍が出たことにより里の人から向けられる目が同情から不信へと変わった。
きっと、その目からウチを遠ざけるためでもあるのだろう。
優しいなぁ綱手さんは………怒ると怖いけど。
ー＋ー
『──ってなことで これからよろしくね』
印象を良くするためににこやかに笑顔を彼らに向けた。
向けられた彼ら……我愛羅ちゃんとテマリちゃん、カンクロウくんの３人は唖然としており、付き添いでいた奈良シカマルくんも同じく唖然としていた。
「Aさん！マジで言ってるんスか！？」
『うん。
砂への道筋は分かるけど久しぶりだし不安だから3人に同行するよ』
「説明的な言葉ありがとうございますゥ！！」
あれれ？
シカマルくんってば なんか投げやりじゃない？
桃さんなんて頭抱えてるし……てかね、はっくんの顔が怖くて見れないの絶対に笑顔だ見たら凍るぞきっと！！
「あー…なんだ。
風のお偉いさんには話は通ってるみたいだから砂隠れのもんと一緒に行けって火影からも言われてんだよ」
丁寧な補足ありがと 桃さん。
あたっ！無言で頭たたかないでよ！
「同盟を結び直した戦力提供と捉えて頂ければ良いかと「それか お互いの監視、か」…！」
はっくんの言葉を遮るように我愛羅ちゃんが口を開いた。
おっと、これは良くない空気だ。
察したウチは軽く手を打ち鳴らす。
『何はともあれ早く出発しよ！』
無理矢理感がいなめないがみんな居心地の悪い空気から逃げたかったので直ぐに同意してくれた。
『んじゃあ、れっつごー！！』
ウチを先頭に桃さんとはっくん。
その後ろに砂の３姉弟が続く。
途中、シカマルくんとテマリちゃんが一二言言葉を交わしてたのが気になったな……後で聞いてみよ！
ウチは、逃げるように速い歩みで里をあとにした。
「……」
後ろで見つめている目があることに、今のウチは気づけなかった。
第１部 ＊完＊
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タートル(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます！突然止めたのに温かいお言葉……痛み入ります！REBORNでのお話は今すぐには難しいのですが、いつか再開したいと私も思っています。お待たせすることになると思います。申し訳ありません！ (2020年3月11日 19時) (
レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 再開おめでとうございます！凄く嬉しい！続きが楽しみです！あと大丈夫なら夢主がリボーン世界で過ごした話もできたら再開お願いします！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！ (2020年3月11日 18時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
タートル(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！今度こそ頑張らねば！ (2020年3月9日 18時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみで面白かったです。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月9日 17時) (レス) id: 06ea196f74 (このIDを非表示/違反報告)
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