復活５６ ページ26
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−＋−
バチバヂィッ！！
「アンタの言った通り……アンタを恨み、憎み……そして
アンタを倒すためだけにオレは……生きてきた！！」
バチバヂチリチリィッ！！
けたたましい音とともに、サスケの左腕に雷が宿る。
「……千鳥か」
かつての先輩が得意とした術。
「うォオオオオオオ！！」
壁を抉りながら駆け出すサスケ。
狙いはもちろん、イタチ。
「……」
イタチは静観し動じない。おもむろに手を出し……
「！」
ドガッ！！！
サスケの千鳥が直撃した壁は見事に粉砕されていた。
もう1つ
ポタタっ……
『すとぉっぷ』
Aの右脇腹も貫いていた。
「……ぇ」
『ぁー、うん。
とりあえず 落ち着こうか サスケ』
Aは にへらと笑みを浮かべた。
彼女の右脇腹にはサスケの手刀が突き刺さり、その腕をイタチが掴んでいた。
もし、掴んでいなかったら これ以上の怪我を負っていただろう。
『おいこらイタチ、サスケから手ェ離せぃ』
サスケの華奢な腕が折れちまうだろーがぁ
「……望み通りにしてやろう」
(……すまない、サスケ)
バキ！鈍い音を立ててサスケの腕を握り折るイタチ。
「ぐぁあああっ！！」
思わず引いたことにより、Aから腕が抜けた。
『サスぅわっ！』
彼が引いた力で引っ張られ前によろけ跪く。
ボタタ……と滴る血。
反動で、
「……ねえ、さん」
痛みに蹲るサスケは、向かい合うAを呼んだ。
『ん？どーした、さっちゃん』
Aは、なるべく刺激しないように優しく微笑んだ。
彼女の額に流れる汗は尋常ではない。
それでも、今にも壊れてしまいそうな弟を守るために 彼女は笑みを浮かべ続けた。
いつの間にか現れた伝説の三忍、自来也は
暁の目的がナルトであると断言する。
イタチもそれを認めた。
自来也はイタチらを始末すると言った。
だが、それを良しとしないのが
「手ェ出すな……コイツをやるのは、オレだ……」
腕を折られながらも果敢に立ち上がるサスケ。
そんな弟を、兄はどんな目で見ていただろう。
「今……お前などに用はない」
(これ以上、お前を傷つけたくはない)
『(……ああ、イタチの心の声が訊こえる)』
夜の炎にはこんな機能もあったなんて初めて知ったよ。
そう、ぼんやり思うA。
意識は、
ドッ！！
「グあっ！」
「サスケ！！」
弟が壁に激突した悲鳴によって覚醒した。
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タートル(プロフ) - 瑠璃さん» コメントありがとうございます！突然止めたのに温かいお言葉……痛み入ります！REBORNでのお話は今すぐには難しいのですが、いつか再開したいと私も思っています。お待たせすることになると思います。申し訳ありません！ (2020年3月11日 19時) (
レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 再開おめでとうございます！凄く嬉しい！続きが楽しみです！あと大丈夫なら夢主がリボーン世界で過ごした話もできたら再開お願いします！これからも体調に気をつけて更新頑張ってください！ (2020年3月11日 18時) (レス) id: cd04157892 (このIDを非表示/違反報告)
タートル(プロフ) - ミリアさん» コメントありがとうございます！今度こそ頑張らねば！ (2020年3月9日 18時) (レス) id: c0d288733a (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く続きが楽しみで面白かったです。今後も無理せず自分のペースで更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年3月9日 17時) (レス) id: 06ea196f74 (このIDを非表示/違反報告)
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