検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:1,727 hit

第1章 幻視 ページ1

今日もいつも通り。

電車の発車ベルがなっている。

階段を駆け上がり、

急いで乗り込む。

私が乗ったと共に、

電車のガス臭い匂いを巻き込んで

扉が閉まり、電車が走り出す。

いつも通りイヤホンを耳に押し込んで

椅子に座る。

反対側の窓に映る川に映る夕焼けを眺め

今日も憂鬱。



瞳を閉じ寝ようとした時…

イヤホンに異常な音量でノイズが入った。

驚いて目を開くと

外の景色だけが灰色で、

電車だけが動かぬ景色の上を走っている。

同じ電車に乗っている人達は誰も気づいていないようだ。

きっと疲れているのだろうともう一度眠ろうとした時…

「ねぇ、アンタ?見えてるんでしょ?灰色の世界が。」

イヤホン越しに声がする。

「は…?」

「ふふ、私の声も聞こえてるみたいねぇ…良いわ、ついてきて。」

そう声の主が言った途端

背景はもちろん、乗客も電車も動かなくなった。

そして世界が再び灰色になった。

「…はぁ…?!」

「これで私の姿が見えるかしら?」

驚いていたのもつかの間、

声が聞こえた右側を向くと

軍服調の服に長い金髪の女性が立っていた。

「見えてるみたいねぇ…ねぇ?神崎 A?」

「あっ…あんた…なんで私の名前を?!」

「さぁねぇ?私も分からないわ。」

「そんなわけないやろ?!」

「冗談よ♪」

「…」

「まぁ、良いわ。さあ、妖人(あやかしびと)退治に行くわよ!」

「はぁぁぁぁ?!何?!それ?!」



次に続く



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神崎 A

JKで関西弁

ツッコミ担当(?)

シャツにジャケットのダサい制服にループタイを巻いている。

赤っぽい黒髪のボブにメッシュが入っている

能力→???
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
???

軍服調のロングコートの下にシャツを着ていて、ネクタイを締めている。

見た目はおねぇさん(おばさん…?)

喋り方や言っていることが胡散臭い

地面に着きそうなぐらいに長い金髪

後ろで二つに結って垂らしている。

能力→???
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

裏世界→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , 現妖幻想記 , ファンタジー   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:無案のむあん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/muan/  
作成日時:2022年3月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。