下山 ページ20
「は！？おいA！！！説明しやがれ！！なんだあいつ！！？」
『い、いや！あの！レッドっていう世界最強のトレーナーで…！』
「世界最強！？なんでそんな奴が山奥に引きこもってんだよ！？」
『色々事情があるんだわ察してやれよ！！』
山の頂上で軽く口喧嘩を始めるヒュウと私。オロオロとしながら私達を交互に見つめるレッド。その様子を仏のような顔で見守るマツバさん。一言で言うならカオスである
……で、喧嘩がヒートアップしていく内に。ヒュウに何故レッドの存在を知っているのかと核心突かれたが…マツバさんの千里眼です！とか嘘100％で何とか誤魔化した。ごめん
『……とにかく、レッドさんが山を降りたいっていうなら一緒に行こうよ。私だってポケモンの回復したいもん』
「あのなぁ…お前はそうやっていつもいつも！人を懐柔させんの早すぎだっつーの！！俺はここにいる人間誰1人信じてないからな！？お前以外は！！」
『またまたぁ〜マサオくんは！そうやってガードが固いんだから〜』
知り合いは多い方が嬉しいじゃんね。旅は道連れ世は情けですよ。文句ばかりのヒュウを丸め込み、レッド含めた4人で山を降りることに
もちろん、"ロッククライム"を使うとあまりにも時間がかかるので"そらをとぶ"で移動。だけど私の手持ちは全員ひんし状態で空を飛べそうに無いからなぁ…誰かに乗せてもらうしか……
「ほら、乗れよA！」
「ふ、ふりゃ！！」
『雪山でフライゴンを出す勇気よ』
ヒュウが満面の笑みでこちらに手を差し伸べるが、2人も乗ってしまったらフライゴンが可哀想だ。4倍弱点の環境下なのに。
視線を逸らせばマツバさんもどうぞ、と言わんばかりに手招きしているけど。貴方のフワライドにはどうやって乗るんですかね……ブランコみたいな座り方してるし、これ以上スペースは無いでしょう
「……ん、」
『え？いいんですかレッドさん！？』
ならここは、お言葉に甘えて。レッドのリザードンに乗ってみたかったし！先に誘ってくれた2人には申し訳ないがレッドの手を取り、リザードンの背に飛び乗った。
『わー温かい！！街までよろしくリザードン！』
「ばぎゅあ！」
先程までの鋭い目つきはどこへやら。頼もしい鳴き声が返ってくれば、ばさりと音を立て空へ羽ばたいた。
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ひな(プロフ) - 更新ありがとうございます!!!! (9月2日 9時) (
レス) @page37 id: 86ac079c04 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉(プロフ) - wtrさんありがとうございます🙏✨あとPart4も殿堂入りおめでとうございます🎊✨これからも楽しみにしてますね！！ (8月22日 10時) (レス) @page36 id: 37a6d33036 (このIDを非表示/違反報告)
メイちゃんだお⭐︎ - ちょっち前にひひひろしくん発言したメイもわたしですねぇ！ワンピ好きなのも同じですし...びっぐらゔですよびっぐらゔ (7月6日 20時) (レス) @page33 id: befb0f92fd (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - メイちゃんだお⭐︎さん» ありがとうございます！！メイちゃんだぁ🥰なんと！ママチャリの方も見てくださっているのですか！？！？嬉しすぎて涙出てきます…！これからも頑張ります！！！ (7月5日 16時) (レス) @page32 id: 827ada299b (このIDを非表示/違反報告)
メイちゃんだお⭐︎ - 好きです。ほんとに好きです。ママチャリも好きですしもう好きです（語彙力消滅）これ見て私メイでよかったってこころの底から思いました (7月2日 20時) (レス) id: befb0f92fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ＆ピーナッツ
| 作成日時：2023年4月16日 20時
