【募集企画】東方幻想記録物語11巻

決断　ディアボロ ページ9

はい、みなさんこんにちはディアボロです。
何があったかといいますと…
見つかりました。私。
うん、至極呆気なく見つかった。
我ながらダサい。
そして今、十六夜空夜という見るからに頭良さそうな人に交渉を持ち掛けられています。
うん、これね、どうしようね…
この人は全てを知ってるんだから、勿論面白い暇つぶしを教えてくれる。それはわかってる。
でも…
何を企んでるのかわかんないんだよなぁ(泣)
もしかしたら足を掬われるかもしれないし、油断はできぬ。
てかちょっとでも気を抜いたら紅葉紅音の一撃が飛んできそうだし…
どうしようねこれ！
…いやでも、逆に言えばこれ断ってからのビジョンが見えない。
とりあえず了承しておけば、何とかなる…かもしれない。
うん、決まり！

「まあ、いいよ。交渉は飲もう」

「…感謝するよ」

「で、どんな？言っとくけど、つまんない物だったら私やんないよ」

「それはね…」

…さあ、何が来る？

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