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section 3 ページ47

タ「でも、俺は「信じる」必要なんてないんだ———なぜなら、絶雲の間に仙人が
  確実に存在していることを俺は「知ってる」からね」


パ「ファデュイの情報網ってすごそうだな…でも、仙人に会ってどうするんだ?」


タ「ねえ、おチビちゃん———人々が仙人にお願いする時って、どんな時だと思う?
  その多くが金のためであり、病を治すためであり、良縁を結ぶためだ…そして、君たちは真相のため」


パ「真相?」


タ「七星が千岩軍を派遣したのは、儀式を見た者の中から犯人を探そうとしたからだ。
  しかし、ただの凡人が、あの千軍を一掃したという武神を簡単に殺せると思うかい?岩神は、別に神の力を
  捨てたわけじゃないんだよ。
  こんな雑な対応、七星らしくない。おそらく…」


蛍「真犯人を探すため?」


タ「もしくは…別の何かを隠すためかもしれない。詳細は俺にも分からない。
  今、北国銀行が千岩間の調査を遅らせてはいるが、それもずっとは続かない。それに仙人には関係がない
  からね。璃月は岩神と仙人たちが共に作った地だ———もちろん、武力で。
  仙人のもとへ行くといい。七星の使者より早く、ねじ曲げられていない真実を彼らに伝えるんだ」


『……』


タ「今、この璃月で君たちを助けてくれる人物は…他ならぬ、絶雲の間の「三眼五顕仙人」たちだけだよ」



タルタリヤにそう言われて急いで絶雲の間へ走る


けれど、その行く途中でお姉ちゃんに話しかけられる



蛍「そういえば、公子の前では驚いた時以外一言も話さなかったね?どうして?」


『…あの人は多分、ああ見えて鋭い人。それに加えてファデュイの執行官というと、面倒なことになるから』


〔そうじゃな。あやつには十分注意した方が良い〕


『それに読めなかったんだよね』


蛍「読めない?」


『そう…何を考えてるのかも分からないし、色がはっきりしていないの。だから苦手…』


パ「結構…癖の強いやつだったもんな。
  いいやつなのか、悪いやつなのかもわからなかった」


『…だから公子の前では話さなかったんだよ。さっきはびっくりして声が出ちゃったけど…』


パ「よし!急ごう」


蛍「『うん!』」



さっきよりスピードを速め、絶雲の間に入る岩山へ着いた


そこには鶴の銅像があって、触れると、遠く離れた高い山と鶴を繋いでいた


それをもう一つの装置もやった

すると同じようにオレンジの光が高山へと続く

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ゆっきーぷ - 星さん» ありがとうございます!とっても嬉しいです! (2022年8月13日 21時) (レス) id: 0d3b861c05 (このIDを非表示/違反報告)
- 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2022年8月13日 19時) (レス) id: 5b6bab53ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆっきーぷ | 作成日時:2022年8月7日 22時

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