三話 善逸くん、絶対信じますからね！！ ページ4
「私はAAです。よければ共闘よろしいですか？」
彼の情けない姿にほんとのところいうと幻滅した。
最終選別で助けてくれた時はあんなにかっこよかったのに…！！
でも彼は間違いなく強い。
それでいて自分のことを"弱い"という。
上昇志向からか、それとも強い時の自分の記憶は残らない…そういった類の何か秘密があるのだろうか。
どっちなのか、どちらでもない他の理由なのかは分からないけど同じ任務である以上彼との協力は不可欠！
たとえヘタレで変態でDT感とストーカー感(以下略があったとしても。
今は彼、我妻善逸さんを信じなくちゃ！！！
「へ、いいの！？！？ありがとうありがとう〜！俺弱いから絶っ対何にも役に立たないけど……」
彼は私の腰を掴んでいた手を解いて再び石段に座りこむ。
「ホントにホントの超よわっよわなら最終選別生き残れませんよ…！とにかく西の村の鬼、一緒に倒しましょう！」
私は微笑んで手を差し出し言った。
彼は依然、泣きながら不安そうな顔つきだ。
私は彼が座っている石段の同じ段、つまり隣に座る。
「我妻さんが自分のことどう思ってても____」
「私は絶対、我妻さんを信じますからね…！！！」
神様私大丈夫でした。一人で決断出来ました。
あ、それとも私が気付かぬうちに手を貸してくださったりしていたのですか……？
それはそうと、私まだヘタレ変態DT感＆ストーカー感(以下略の我妻さんと、最終選別で助けてくれたクールでかっこよくてミステリアスな我妻さんの二人が同じ人物に見えません……。
でも、なんとか共闘する仲間として彼の実力を、そして彼を信じたいと思います！
四話 善逸くん、わたし恥ずかしくて泣きそうです！！→←二話 善逸くん、共闘したほうがいいんですか！？
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翡翠すいすい - ただのアニメ好き☆さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！応援もすごく励みになります！更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 3時) (
レス) id: 21e6df8405 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とっても素敵で更新する度すごく楽しく読ませていただいています！無理をなさらずにまた更新頑張ってください！応援しています！本当に大好きです！ (2019年8月9日 11時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠すいすい | 作成日時：2019年8月9日 2時
