二十四話 善逸くん、大袈裟ですよ!! ページ25
「……分かったよ。何もしない、ただ一緒の布団で寝るだけだよ?」
「私、善逸くんは調子に乗って変なことしたりしない人だって信じてるからね。その私の期待は裏切らないでね……?」
善逸くんはたちまち鼻水と涙が弾けたように飛び散り、表情は満面の笑みへ移り変わった。
そして私の両手を包むようにして掴んでこう言う。
「ありがとう…ありがとう……!!一生この日を噛み締めて生きます…!!」
善逸くんはおぶってくれた時も寝息が…!とか肌が柔らかい!とか言ってたけど触れた足を揉んだりとか変に触ったりとかしなかったし、多分今まで女子と普通に話す機会が無さすぎて女の子という存在が同じ人類じゃなくて高貴で特別な存在に見えてるだけなんだろうなぁ……。
だから女の子が〇〇する〜とかってだけでテンションMAXなんだろうなぁ……。
でも善逸くん、私みたいな普通の女と同じ布団で寝るのなんか、男と寝たのとそんな変わんないよ。
まぁ…破廉恥なことはしてこないみたいだし、私は善逸くんに女の子とも、結婚とかじゃなく"友達"になれるよってこの身を持って教えてあげよう!と決意した。
うん、ってことで私は善逸くんを友達としてみればいいってこと!
友達と同じ布団で寝るのはただの仲良し!!
うん、普通じゃん!OK!
私は善逸くんに女友達というものを教えることを決意し、それなら同じ布団で寝るのも仲良しってことでOK!と謎に納得した。
それにしても善逸くんすっごい喜んでるなぁ……。
もう興奮のあまり最初は枕に頭をパフパフ押し付けてたのが、ヒートアップして今度は壁に頭をガンガン打ち付けてる。
丸一日私をおぶって疲れているはず。一刻も早く寝たいだろうに。
「善逸くんそんな喜んで……疲れたでしょ?眠くないの?」
「今夜は寝れない!!それはずっとAちゃんの顔見るのに忙しいからだっ!!」
「思っても言わないで善逸くん!ただ寝るだけなのに妙に緊張しちゃうから!!」
頭からまるでギャグ漫画のように血が流れている善逸くんがキメ顔で言ったことに、私はこの人のテンションにだんだん慣れて来て、ツッコミを入れ始めた。
神様、ところで不思議に思ったんですが、大正時代にギャグ漫画なんてありましたっk……ケボンゲホン
どうしても使いたい表現だったと聞いている?そうですか、、
続きは次回でって言ったのに前回過去話出来ませんでしたね…!
そして今回もできません!
二十五話 善逸くん、一つの布団に二人は流石に狭いです!!→←二十三話 善逸くん、しつこい!!あと涙目&上目遣いはずるいです!!
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翡翠すいすい - ただのアニメ好き☆さん» コメントありがとうございます!そう言っていただけてとても嬉しいです!応援もすごく励みになります!更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年8月10日 3時) (レス) id: 21e6df8405 (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とっても素敵で更新する度すごく楽しく読ませていただいています!無理をなさらずにまた更新頑張ってください!応援しています!本当に大好きです! (2019年8月9日 11時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠すいすい | 作成日時:2019年8月9日 2時