253話 ページ39
シュウ｢これは.....｣
影になっていた木々の間をくぐり抜け、視界が明るくなった時、目の前には苦戦を強いられながらも必死にボールを追いかける仲間の姿があった。
しかし目の前で繰り広げられていたのは5VS5のミニゲーム。
見当たらない仲間も多く、相手の選手は見覚えのない顔が揃っていた。
天馬｢アームドｯ！！｣
化身の姿がオーラとなり、天馬の身体を包み込もうとするが一瞬で消えてしまう。
どうやら他の化身使いメンバーも同じように新しいことへ挑戦しようとしているようだった。
A｢アームド.....って何？｣
シュウ｢そうだね.....ちょっと行ってくるからここで見てて｣
みんなのやろうとしている事が気になり、隣にいたシュウに声をかけたが、Aを置いてマネージャーが揃うベンチへと歩いていってしまった。
A｢.....！？｣
ベンチには知らない男の子と青いクマのぬいぐるみが座っていたが、シュウが何か声をかけると男の子ではなく、青いクマのぬいぐるみが意気揚々と動き始めた。
A｢え？.....着ぐるみだったのか？？
いや、でもあの大きさは人が入れるものでも無さそうだし｣
一体どういう原理で動いているのだろう。
｢天馬、ミキシマックスだ！！｣
気づけば青いクマは懐から玩具の様な銃を2丁取りだし、シュウとフィールドにいる天馬に向けて光線を放った。
そして天馬の容姿に変化が現れるのと同時にドリブルのスピードが格段に上がったのがひと目でわかった。
シュウ｢あれがミキシマックス.....オーラをひとつに融合させオーラ元のパワーを得る事みたいだよ｣
A｢へ、へぇ。｣
シュウはミキシマックスを終えるとまたAの元に戻ってきた。
どうやらシュウが離れた事は勿論、Aの存在には誰も気づいていないようだ。
A｢ミキシマックス.....ね。｣
オーラ？融合？
正直よく分からない、信じ難い事を言っているが突っ込まない方がいいのだろうな.....。
シュウ｢そしてこれから天馬が挑戦するのが化身アームド。
君がこれから成長するのに必要な物だ、良く見ておくといい。｣
フィールドでは圧倒的なスピードで切り込んでいく天馬の姿。
敵も圧倒的なパワーとスピードを誇っていたが、天馬のパワーアップには適わない様子だった。
天馬『魔神ペガサスアーク！！！』
ゴール前まで来た時、自身の力を発揮するべく、天馬はミキシマックスを解除しアームドと大きく叫んだ。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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花鈴萌(プロフ) - ゆーりさん» こちらこそありがとうございます……！頑張りましょう！！ (2021年10月18日 16時) (
レス) id: 7471f44b15 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - 花鈴萌さん» 長い作品ですがお読みいただきありがとうございます(泣)実は花鈴萌さんの作品が少し前から気になっており、時間の都合上全ては読めてないのですが、再執筆されている作品を読んでいるところでした！！お互い大変な時期ではありますが更新頑張りましょう！！ (2021年10月18日 12時) (レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
花鈴萌(プロフ) - 初めまして！とても面白くて一気読みしてしまいました……！お身体に気をつけて、更新頑張って下さい！ (2021年10月17日 22時) (レス) id: 7471f44b15 (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - ゆーりさん» はい！楽しみに待ってます！ (2021年9月12日 21時) (レス) id: ed0e3e5242 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーり(プロフ) - アロンさん» ここまでお読みいただきありがとうございます！！！私も早く夢主に帰ってきてもらいたい......！！週に1話程度しか更新できず申し訳ないですが楽しみにしていただけると嬉しいです！！ (2021年9月12日 21時) (レス) id: 250c2a8e78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーり | 作者ホームページ：https://twitter.com/yuri__1098
作成日時：2021年8月9日 10時
