反則 ページ2
Aside
離そうと思った時にはもう遅くて、壱馬の腕は私の後頭部にまわっていた。
壱『....そんなんじゃ足りねえ』
そう言った壱馬は私の口内に上手く舌をくぐらせ、甘い音を響かせながら深く優しく、キスをする。
そのキスがすごく甘くて、早くも脳がグラグラした。
だんだん息をするのが苦しくなって、壱馬の胸をトンと押すと、壱馬は唇を離してくれた。
壱『.....ん、ごちそうさま』
壱馬は私の頭を撫でて、フッと微笑んでベッドから降りた。
「.....反則だよ」
私は小声で呟いた。
.
「じゃ、じゃあ朝ごはんもう用意されてるので支度終わったら大広間にきてくださいね!」
壱『もう行っちゃうの?』
「そ、そりゃ行きますよ」
壱『もう朝からA食べたからそんなにお腹すいてない』
「なっ......!」
なんという男だ川村壱馬.....!
サラッと言いやがって......!
「誤解を招く言い方はやめてください!」
壱『え〜、ほんとのことだけど?』
「....ドS王子」
壱『なに?なんつった?』
「なんでもございません」
壱『......はあ、もう行けよ。』
え、まって、怒った?
どうしよ、怒らせちゃったよ.....
.
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chiiiiz(プロフ) - 終わってしまって寂しい気持ちもありますが、とても楽しく読んでました!次回作も応援してます! (2019年10月2日 7時) (レス) id: 19efa867a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーぷ(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございますすごく嬉しいです(><) また作品みていただければ嬉しいです\(^^)/ (2019年10月2日 1時) (レス) id: 9ea03a4760 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 本当にすごく良くて切ない部分もあれば微笑ましい部分もあって本当に良くて、またみたいです これからも頑張ってください (2019年9月28日 19時) (レス) id: 056ea52e70 (このIDを非表示/違反報告)
ぐれーぷ(プロフ) - ピコさん» ありがとうございますそう言って頂けて嬉しいです〜! (2019年9月16日 18時) (レス) id: 9ea03a4760 (このIDを非表示/違反報告)
ピコ - はまってしまった~!更新待ってます!頑張って下さい! (2019年9月1日 12時) (レス) id: e885a35091 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぐれーぷ | 作成日時:2019年7月21日 23時