'' GENERATIONS princess ''

＠リーダー ページ28

朝、目覚めると、なぜか目の前には亜嵐．

起き上がろうとしたけど、がっちりホールドされてて、身動きさえとれない．

規則正しい寝息をたてて寝ている亜嵐．

ほんとに綺麗な顔してる．
鼻筋が真っ直ぐ通ってて、綺麗な肌に整った眉毛．

貴「 まつげながー．」

亜嵐の長いまつげに触ろうと手を伸ばした．

が、手首を掴まれた．

視線を掴まれている手首からまつげの方へうつすと、そこにはパッチリと開いた亜嵐の大きな瞳．

貴「 いつから起きてたの．」

亜「 お前がごそごそし始めたときから．」

貴「 ふーん．」

亜「 俺に見惚れてたんでしょ？笑 」

貴「 別に．」

恥ずかしくなって目をそらした．

亜「 図星か笑 分かりやすい奴笑 」

そう言って私の首に顔を埋めて、ギューってしてくる亜嵐．

貴「 くすぐったい．」

亜「 また痩せた？ 」

貴「 太った．」

亜「 嘘つけ．ギューってしただけで骨折っちゃいそう．」

貴「 亜嵐が強すぎるんだって．」

亜「 こうやってしないと、Aが消えそうで怖いんだよ．」

貴「 何言ってんの．私は死ぬまでGENERATIONSでいるの．」

亜「 俺らが全力で守るから．」

貴「 守られなくても大丈夫．」

亜「 強がんな．」

貴「 強がってない．」

亜「 リーダーにぐらい頼れよ．」

貴「 大丈夫．」

ニッコリ笑って、亜嵐の目を見て言った．

亜「 まじでほっとけねぇ．」

貴「 もーこの話終わり．そろそろ起きよ？ 」

亜「 ん．」

亜嵐は私を離してシャワー室へ行った．

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