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遠くから見ても分かる.不機嫌オーラを放っている人が一名.
貴「 臣さん絶対怒ってるよ.」
岩「 まぁまぁ、俺にまかせとけって.」
貴「 不安しかないわ.」
平然を装って臣さんの横にすわr
臣「 だから、ここっつってんだろ.」
また足の間に座らされた.
臣「 岩ちゃんと何してたの.」
貴「 別に.」
臣「 嘘つくとき眉上がるよね.」
貴「 いつも上がってます.」
臣「 嘘下手かよ.てか岩ちゃんと手繋いで帰ってくんのおかしいでしょ.」
黙りこんでしまって、余計怪しむ臣さん.
岩さんに視線を送ると、
岩「 俺、トイレで臣さんから貰った指輪どっかやっちゃって探してたら、ちょうどAがいて一緒に探してもらってたんすよ.」
ほら、と言って指輪をニコニコして見せる岩さん.
臣「 ふーん.」
あんま納得してなさそうだけど、とりあえずはまあ.
臣「 俺、寂しかったんだけど.」
貴「 うん.」
臣「 めっちゃ待ってたんだけど.」
貴「 うん.」
なんか敬浩さんに似てる.
臣「 おかげで機嫌悪いんだけど.責任とってくれんの? 」
どうしていいか分かんなくて下を向いてると
臣「 こっち向け.」
顎を持ち上げられて、臣さんと目が合う.
直視できなくて目をそらした.
臣「 目そらしてんじゃねーよ.」
あーもう、さっきから臣さんにされるがままだ.なんか悔しい.
私は両手で臣さんの顔を包んで、臣さんのおでこに私のおでこをくっつけて
貴「 いつも臣さんにされるがままとかイラつく.」
一瞬驚いた顔をする.
でもまたいつもの余裕そうな表情に戻って
臣「 へー、自分からしといて顔真っ赤だけど? 」
貴「 知らない.」
臣「 可愛い奴.」
貴「 うるさい.」
臣「 はいはい.笑 」
死ぬぐらい恥ずかしいのに、臣さんはケラケラ笑ってる.
臣「 んな拗ねた顔すんなよ笑 可愛い顔台無し.」
なんて笑顔で言ってくるから、余計顔が赤くなる.
臣「 もー、ほんと可愛い.」
私の頭を掴んで、自分の胸に当てる臣さん.
鼻がツンってなるぐらい私の好みの香水が広がる.
私はそのまま目を閉じた.
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yuzu(プロフ) - すいません。気になったのでコメントします!あつしの「し」が「志」ではなく「司」になっているのが気になって…。すいません。気になったんで…。お話面白いです!がんばってください! (2017年1月9日 3時) (レス) id: addc3b4718 (このIDを非表示/違反報告)
あーちょん(プロフ) - まいまいさん» ありがたいお言葉ありがとうございます.まいまい様のそのお言葉が1番の励みになります.あーちょん頑張ります. (2016年11月14日 22時) (レス) id: 9c25d1fb9d (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 楽しみにしてます^^ 更新頑張ってください (2016年11月11日 1時) (レス) id: f797efffce (このIDを非表示/違反報告)
miki→(exile(プロフ) - あーちょんさん» はい大丈夫です!楽しみにしていますね♪ (2016年11月3日 17時) (レス) id: ef9848d565 (このIDを非表示/違反報告)
あーちょん(プロフ) - miki→(exileさん» 承知いたしました.お時間いただいてしまうのですが、よろしいでしょうか? (2016年11月3日 17時) (レス) id: 9c25d1fb9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あーちょん | 作成日時:2016年10月3日 1時