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目に飛び込んできたのは、金属の椅子に座らされ、沢山の電極のようなものを繋げられているAだった。
その頭は、重力に抗う力を失い、ぐったりともたげていた。
亜「A.........ッ!!!!!」
啓「あらっ、お兄さん!よくここが分かったね」
Aに駆け寄り、Aに取り付けられた電極を引き剥がそうとする
亜「イッッッって!!」
クソ....ッ、なんだこれめちゃくちゃ痛え....!!、!
亜「A、A、しっかりしろ、今助けてやるからな」
俺の叫びも、Aには届かない。Aは気を失ったまま。
啓「ハハッ、無理だよ!それは一回取り付けたらもう終わるまで外せない」
町田が装置の側で座っている。
ポケットから銃を取り出して町田に向けた。
啓「そんな物騒なもの持っちゃって」
銃を向けられているというのに、コイツはなお余裕そうに笑っている。俺がお前を撃てないとでも思ってんのか?
亜「外せ」
啓「だから外せないって言ってんだろ」
町田の顔から笑顔が消えた。
拳銃を装置に向ける。
こうなったら、、、
啓「やめた方がいいよ、妹さん諸共爆発するよ」
言いながら町田が近づいてきて、拳銃を取り出し俺の眉間にそれを当てる。
啓「本当だよ。」
パン....!
亜「あ.....ッ」
一瞬の隙に左太腿を撃たれて、倒れる。
町田ニヤって笑って俺に銃を向ける.........
啓「ざんねん♪ 正義のヒーローもここまでかなあ?Aちゃん、側でお兄ちゃんが死んでたら起きときびっくりするだろうね。
まあ、目が覚めればの話だけど笑」
お前なんかに、やられるかよ.....
亜「Aは、Aは絶対に死なせない.....。俺が命をかけて守るって決めたんだよ。
.
お前が死ね。」
もうやむを得ない。そう思って町田に銃をむけて引き金に手をかけたその時だった
「はい、ストーーーーーップ!!!」
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かな - 面白いので、もっと続き書いてほしいです! (2020年8月27日 21時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のこっち | 作成日時:2018年9月23日 23時