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亜嵐side




スゥ....と息を吸って静かに吐く。




龍「亜嵐。お前から言え」


Aの丸い目が俺を見る。




亜「どこから説明しようかな.....」




唾を飲み込むとゴクリと喉が鳴った。




亜「まず...このサークルの....カルマの、部長は俺だ。俺が、最初に涼太を誘ってこのサークルを作ったんだ。」



涼太が前を見つめたまま、頷く。




亜「それで、Aも薄々気づいてると思うけど、俺たちが扱うのは普通の人じゃない。


“マジックホルダー”。わかりやすく言えば、超能力者だよ」




涼「Aちゃんさ、初めて俺に会った時のこと覚えてる?
あん時俺に、『超能力なんてない』って言ったよね。」



A「あぁ....言ったかも.....いや、覚えてないや」



亜「超能力は、あるんだ。俺らの言葉ではそれをマジックと言う。」


A「ふーん」




Aが、で?って目で俺を見る。多分まだ信じてないんだろうな、というより、だから何?って感じだろうか。


龍友くんは目を瞑っている。




みんなが俺の次の言葉を待つ。







亜「俺らも。





俺らもみんなホルダーなんだ。






そしてAも。」

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かな - 面白いので、もっと続き書いてほしいです! (2020年8月27日 21時) (レス) id: 95ffd40df7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のこっち | 作成日時:2018年9月23日 23時

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