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教室に向かおうと階段を登り始める。
すると、真上の踊り場にAが立っていた。
A「佐野くん！おはよう！」
玲於「おう。」
A「ははっ。今日もつめたーい」
ふにゃんとした笑顔。
すると今度は階段を駆け下りてきて、
俺の横に立った。
A「？何ぼーっとしてるの？早く行こ！」
俺の腕を掴み、走り始めたA。
強引すぎるだろ。
Aは、走りながら話し始めた。
A「あのね！あたしの彼氏に佐野くんの話したら、友達になりたいって！勝手な話だとは思うんだけどね、今日の放課後、町案内も兼ねて！遊ぼうよ！ね！？」
いや、勝手すぎるだろ。
ってか、彼氏…いるんだ。
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作者名：みかん804 | 作成日時：2017年10月17日 17時
