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side⇄you
昨日は結局、一睡も出来なかった。
何か言おうと必死に私を引き留める玲於くんから逃げるように腕を振り払って家に帰ってきてしまった。
あんなに良くしてくれたのに。自分でも酷いと思いながらも、嫉妬にまみれた表情を玲於くんに見られたくなくて強引なことをしてしまった。
玲於くんとは住む世界が違って、釣り合うような美しさもなくて、おまけにこんなに年齢も離れている。誰がみたってお似合いとは思わない。
昨日の出来事でそれを思い知らされたのが凄くショックだったんだと一晩考えて気がついた。
しかし、いくら寝れなくとも仕事には行かなければならない。嫌でも顔を合わせなければならいなんて残酷だ。
寝不足でゴワゴワした肌に化粧をのせてクマを隠す。服を着替え、少しでも酷い顔を隠そうとマスクをして家を出る。
楽屋に着くと既にメンバーがいてみんなにおはようと声をかけられる。その声に応えながら昨日のお礼を伝えると龍友くんが近寄ってくる。
龍「マスクなんて珍しいやん、風邪でも引いたん？」
『昨日化粧落とさずに寝ちゃって、肌荒れがひどいから今日だけマスクしてみた。』
ちゃんと笑えてるかな、怪しまれないように龍友くんを見る。
龍「正直に言うてな、なんかあったやろ。目が腫れてるし、いつもより元気ないやん。」
なんでこうも勘がいいのだろう。言うまで逃がさない、そんな目をした龍友くんからは逃げられないような気がして、、、
『ここでは話せない。』
この腫れぼったい目の原因になった人がいること楽屋で話すのは流石に無理だ。
龍「じゃあ撮影終わりにご飯いこや。それまで頑張れる？」
さっきとは打って変わって優しい目をした龍友くんを見ると枯れていたはずの涙がもう一度溢れそうになって、コクンっと頷くことしかできなかった。
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みっこ(プロフ) - 蛍さん» 蛍さん、初めてのコメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)感動です笑 めっかわ玲於ちゃんを楽しんでいただけるように頑張ります！ (2018年3月8日 13時) (
レス) id: 20d6f8f52b (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 面白いです！！玲於ちゃんめっかわです！！更新待ってます！！ (2018年3月8日 12時) (レス) id: 506614269c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっこ | 作成日時：2018年2月28日 4時
