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side⇄龍友
朝から楽屋に入ってきた桜川さんに元気がないとは思っていた。挨拶もいつもより小さな声で、マスクをしている。
『風邪でも引いたん？』
そう聞くと今にも泣き出しそうな目で肌荒れが、、なんて嘘をつく。突き詰めてみるとここでは話せないなんて言うもんだから仕事終わりにご飯でもと言うと小さく頷いた桜川さんの瞳には涙が溜まっていた。
『ごめん、お待たせ。ちょっとは落ち着いたか？』
貴「うん、ごめんね。さっきは。」
『こっちこそ、言いにくいことあんなとこで聞いてごめんな。』
言葉数が少ないまま路地裏にある小さな居酒屋の個室に入って席に着き、飲み物を頼む。店員さんがビールとおつまみを持ってくる。
店「ごゆっくりお過ごしください。」
そう言って襖が閉まったのを確認してから口を開く。
『で、どないしたん？』
随分とストレートに聞いたものだと自分でも思うが、ここまできたら回り道をしても仕方がない。話したくないのか、言葉を整理しているのかなかなか口を開かない桜川さんに痺れを切らして一言。
『レオのこと？』
そう言うとビクッとしてから、観念したように話し始める。今までのこと、昨日のこと、そして一晩中考えていたこと、それをゆっくりゆっくり話す彼女を見ていると胸をグッと掴まれたような気持ちになる。
『なるほどね、大体話はわかった。で、今度は俺の番な。』
もちろん玲於が桜川さんを好きなことくらいメンバー全員が知っている。話を聞いていると桜川さんも玲於に気持ちがあるのだろう。
こんな弱った時にこんな事を伝える自分は卑怯だろうか。人の話を聞いていると弱みに漬け込む男なんてクズだって思ってた。でも、今自分がしようとしていることはそれなんだ。
『単刀直入に言うわ、桜川さんが好きや。俺にしとけば？』
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どうも、作者のみぃこです。
玲於ちゃんといい感じ！とみせかけて、
龍友くん攻めてきましたね〜！
弱ったところにつけこんで、、、
龍友くんにならつけこまれても良い(←黙)
てな訳で次回更新もお楽しみに！
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みっこ(プロフ) - 蛍さん» 蛍さん、初めてのコメントありがとうございます(*ﾟ▽ﾟ*)感動です笑 めっかわ玲於ちゃんを楽しんでいただけるように頑張ります！ (2018年3月8日 13時) (
レス) id: 20d6f8f52b (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 面白いです！！玲於ちゃんめっかわです！！更新待ってます！！ (2018年3月8日 12時) (レス) id: 506614269c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みっこ | 作成日時：2018年2月28日 4時
