ドSな妹いかがですか 弐【銀魂】

フラグはだいたい回収しがち ページ5

銀｢俺のハナクソか?俺のハナクソが!?｣

｢いや ハナクソにそんな戦闘力ねェよ!!あってもせいぜい攻撃力1だろーが!!｣

銀｢…とにかく今日も平和だね｣

｢アレのどこが平和じゃ!明らかになんか起きてんだろ!｣



銀｢え!何も起きてないでしょ｣


さっきあなたが言ってたことと矛盾してるよ それ…


｢なんでそうなんだよ!どう考えても違うでしょ!爆発してるから爆弾でもぶち込まれたんじゃん?どうせ…


…ん?爆弾……ゴリラー!!!!死ぬなァァァァァァ!!今日が命日だとしてもまだ死ぬなァァァ!!そんな死に方真選組の局長として、侍として1番情けない死に方だからよォォ!!｣


銀｢え 何オタクのゴリラ死ぬの?今日｣


私が後ろの近藤さん(ゴリラ)に向かってそう叫ぶと銀さんは不思議そうに尋ねてきた




｢…今朝結野アナのブラック占いで乙女座で顎髭たくわえてあの時間に歯磨きしてる奴今日死ぬって言われてたんです…｣

銀｢あー、俺も見たわ｣

｢それで、ラッキーカラー赤だったんで総悟とお兄ちゃんと私でそれぞれあの人に赤いものあげたんですけどね｣

銀｢…あげても血にまみれた身体を隠すためとか言ってなかったっけ｣


｢…あ、どの道死ぬ運命ってことですか｣


銀｢…わりィな俺のハナクソが｣

｢…だからハナクソにそんな戦闘力ねェっての｣




とりあえず、生きて帰ってきてくれればいいや



銀｢あ、そうだAちゃーん｣

｢なんですー?｣

銀｢神楽が次いつ来んだってうるせェからよ近々顔出してやってくれや｣


急に名前を呼んだかと思えばどうやら神楽ちゃんが寂しがってるとのこと



｢もちろん!あ、私も伝言頼んでいいですか?｣

銀｢伝言?オウ任せた｣

｢神楽ちゃんに可愛いねって伝えといてください｣

銀｢…お前振り落とすぞ?｣

｢なんでですかー 直接会って言えよって?いざ会うと緊張するんですよ｣

銀｢てめーはどこぞのチェリーかよ｣

｢…銀さんあなたが落ちてください｣

銀｢悪かった、悪かった だからマジで落とそうとしないで!｣



仕方なく落とすというか3/4殺しにするのを諦め大人しく銀さんに掴まっていた


｢銀さーん寝てていいですか?｣

銀｢突き落とすけどそれでも良ければ｣


急に眠気が襲ってきて許可を取ろうとするとそう言われたので


｢…マジでか じゃあ起きてます｣

銀｢…嘘だわ……落ちんじゃねーぞ｣

｢は…い｣


1つ返事で意識を手放した



目が覚めると見慣れた天井が私の視界に広がった

記憶に残したくないことほど長く脳に引っ付くもんだ→←呑気なやつほど死のふちに立ちやすい

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