ドSな妹いかがですか 弐【銀魂】

This is 賑やか ページ7

神｢何アルか!?｣

面倒くさそうに答える銀さんにさっきとは打って変わって目がキラキラしてる神楽ちゃん


銀｢てめーが会いたがってるって話したら可愛いだってよ ったくこんなガキのどこが…え…何すんだ神楽てめー!!｣


｢…神楽ちゃんなんで僕まで｣


銀さんの余計な一言に怒った神楽ちゃんは銀さんを蹴り飛ばし、僕を道連れにした


神｢お前らみたいなクズはこれぐらいされてる方が身の丈に合っててお似合いヨ!｣

銀｢このザマどこが身の丈に合ってんだ コノヤロー｣

｢…僕今なんかした!?｣


神｢新八は駄眼鏡だから同じ扱いでいいネ｣

｢なんでだよ!｣



万事屋は相変わらず万事屋だった



銀時side

Aちゃんを送り届けて家に帰ると新八と神楽から変な目を向けられ弁解がめんどくさかった


どっかの眼鏡と違って銀さんは大人だから

Aちゃん軽かったなァとか、男の前で無防備すぎだろとか、むさい連中の中にいるくせにめちゃくちゃいい匂いすんなとか思ってないから


神楽に散々な目に遭わされてそんなことを考えながら椅子にもたれ掛かる



その後問題児神楽は定春の散歩に出かけて今は新八と2人
…なんでこの時間なんだか


新｢銀さん、｣

外を見ながら椅子に座っていると不意に新八から呼ばれた


｢何｣


新｢銀さんってもしかしてAさんのこと…その…す、好きだったり…します?｣

｢……は?俺が?Aちゃんを?なんで｣


チェリーのくせに変な勘ぐりを入れてくんなよ


新｢あ、いや僕の勘違いだったら気にしないでください…そのなんかAさんの話してる時銀さんちょっと楽しそうなので…｣

｢俺はガキよりもセクシーなおねーさんのがタイプです｣

新｢Aさん結構スタイル良くないですか?｣

｢ぱっつぁん何が言いたいの?｣

新｢…いえ 銀さんがAさんと話してる時幸せそうな顔してますよってことが言いたいだけです｣


"僕も出かけてきます"と言って謎めいたセリフだけ残して1人取り残された


｢…なんだアイツ｣



俺がAちゃんを?ナイナイ


神楽side

｢よォ 駄眼鏡銀ちゃんになんか言ってきたアルか?｣

新｢あー 僕の気になったこと言ってきただけだよ 神楽ちゃんは今帰り?｣

｢違うヨ 今から行くネ｣

新｢え!?何してたの今まで｣

｢新八待ってたネ｣


本当は定春の散歩に行こうと思った

多分新八は何かを聞くと思って何の話をしていたか聞こうと新八を待ってたけど今はまだ何も知らなくていいや


｢ほら早く行くヨ｣

記憶喪失って本当に存在するんだ前編→←記憶に残したくないことほど長く脳に引っ付くもんだ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す