真面目に頑固は付き物 ページ47
その鬼道丸という男がどうして消されそうになっているのかが気になって天導衆が支配している地下闘技場を少し調べてみた
奴の家も探し出し、何かあっては遅いため低木に無線を隠しておいた
――そのため、ヤツが殺られたことだけはすぐにわかった
ーーーーー
長々綴ったけどまぁ、つまり結論は迷子じゃなくて調べてたよっていうオチです。はい
土「A 隊士達を呼べ」
「え?」
土「近藤さん以外のな」
「分かった」
私たちが着く頃に丁度隊士達も到着したみたいだった
闘技場に行くと既に銀さんたちは暴れ回っていた
沖「おーAやっと来た」
「ちょっと登場遅すぎたかね」
沖「いいやナイスタイミングでさァ ほら旦那たちに全員殺られる前に行きやすよ」
「それは早く行かなきゃね」
そう言って2人で戦場に出た
沖「理解できねーか?」
「今時 弔い合戦なんてしかも人斬りのためにだよ?」
沖「得るもんなんざ何もねェ わかってんだわかってんだよんなこたァ」
「だけど ここで動かなきゃ」
沖「「自分が自分じゃなくなるんでィ/なくなんだよ」」
変なところで以心伝心する総悟と一緒に関係のあるヤツの首に刃を向けながら言う
『て…てめェらこんなマネしてタダですむと思ってるのか?俺たちのバックに誰がいるか知らねーのか』
沖「さァ?見当もつかねーや 一体誰でィ」
まるで総悟の言葉がその合図かのように隊士達がいっせいに周りを囲んだ
その隊士達の中からお兄ちゃんが私の隣に来て私たちと同じように関係者に刃を向けた
土「オメー達の後ろに 誰がいるかって?
僕たち真選組だよ〜」
沖「アララ おっかない人がついてるんだねィ」
「おっかないの次元じゃ済まないよ…
さァて思い残すことはねーですかィ?」
『ヤベェ幕府の犬だ』
そう言って奴らは逃げていった。
夕方、私たちは6人揃って屋上的なとこにいた
沖「結局1番デカイ魚は逃がしちまったよーで 悪いやつ程よく眠るとはよく言ったもんで」
銀「ついでにテメェも眠ってくれや永遠に 人のこと散々 利用してくれやがってよ」
沖「だから助けに来てあげたじゃないですか ねェ?A、土方さん」
土「しらんてめーらなんざ助けに来た覚えはねェ だが 今回の件で真選組に火の粉がふりかかったらてめェらのせいだ 全員切腹だから」
タバコをふかしながらどっか遠く見つめてるお兄ちゃんはそう言った
その言葉に万事屋の3人は驚いている。
…そりゃあそうか
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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時