ドSな妹いかがですか【銀魂】 (ページ45)

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嘘つくのは至難の業ページ45

｢それは…どう捉えれば良いんでしょう?｣

銀｢別に捻ったこと言ってねーよわかりやすい方が女は可愛気あるぜ?｣

｢…私が銀さん理解するのには相当な時間と労力が必要だってことがわかりました｣

銀｢んだよソレ｣

そんだけ言って銀さんは出ようとした

沖｢ちょっ…旦那｣

神｢銀ちゃん本気アルか｣

するとまた1人来客がお見えになった

土｢酔狂な野郎だとは思っていたがここまで来るとバカだな｣

そう、お兄ちゃんだった

土｢小物が1人はむかったところで潰せる連中じゃねーと言ったはずだ…死ぬぜ｣

銀｢オイオイ何だどいつもこいつも人ん家にズカズカ入りやがってテメーらにゃ迷惑かけねーよどけ｣

土｢別にテメーが死のうが構わんがただげせねーわざわざ死にに行くってのか?｣

銀｢行かなくても俺ァ死ぬんだよ｣

この人は時折よくわかんないことを言い出す。だから話を聞いてて面白い考えが読めなくて…面白い

銀｢俺にはなァ心臓より大事な器官があるんだよそいつァ見えねーが確かに俺のどタマから股間をまっすぐブチ抜いて俺の中に存在する｣

単刀直入に私はそこまで人間という生き物に好感を持って接したことは正直ない矛盾が起きてんのは重々承知。だけど、、

銀｢そいつがあるから俺ァまっすぐ立っていられるフラフラしても真っ直ぐ歩いていけるここで立ち止まったらそいつが折れちまうのさ魂が折れちまうんだよ｣

だけどコイツは私の価値観全て覆してきやがる

もしかしたら初めて人に対して興味を持ったかもしれないと錯覚を起こすくらいに

銀｢心臓が止まるってことより俺にしたらそっちの方が一大事でねこいつァ老いぼれて腰が曲がってもまっすぐじゃなきゃいけねー｣

…なんなんだコイツは

…どーりでちゃらんぽらんのくせに周りに人がよってくるわけだ

土｢…己の美学のために死ぬってか? …とんだロマンティズムだ｣

新｢なーに言ってんスか?男はみんなロマンティストでしょ｣

神｢いやいや女だってそーヨ新八 A姉も思わないアルか?｣

子供たちが持ってきた宝物を漁りながら神楽ちゃんは私にそう投げかける

｢…ある意味そうかもねロマンティストの生き様って見てて面白いから参考になるわ｣

新｢それじゃバランス悪すぎるでしょ?男も女もバカになったらどーなるんだよ…後Aさん参考にしなくていいですから｣

神｢それを今から試しに行くアルヨ｣

上があーだと下もこーなのか…見てて飽きない人達