変わってないとか言ったの誰だ ページ5
急遽始まった歓迎会は無事に終盤を迎え、
ほとんどの人が潰れて事は終わった。
でも、私はふと思い、私の右隣にいるお兄ちゃんに尋ねた
「そういえばさお兄ちゃん」
土「どうした」
「私急に来たから部屋ないよね」
土「…そういやそうだな」
沖「A、いいとこがありますぜ」
「えっ??どこ!?珍しく気が利くじゃん」
沖「珍しくってなんでィ。」
珍しく気の利く総悟に着いて行くとそこは、、
「…総悟くん??どういうこと??」
沖「どうも何もここがAの部屋でさァ」
そう言って私を連れてきた場所は屯所の敷地内の木の後ろ
「これの何処を部屋って言うんじゃい!!屋外なんだけど!?風邪ひくわ!!」
沖「あり??そうですかィ??バカは風邪ひかないって聞いたもんで」
「…いつか刺してやる」
『あー!!Aちゃんいたいた!!』
名前を呼ばれて振り返ると近藤さんが息を切らして手を振っていた
「どうしました??近藤さん」
近「Aちゃんの部屋がないって思ってさ、悪いんだけど今日はトシの部屋で寝てもらってもいい??絶対Aちゃんの部屋用意するからさ!!」
「…あー全然私は構いませんよ」
近「ごめんね!!総悟!!ちょっと案内してやってくれ」
沖「分かりやした」
特に何も話すことも無く、恐らくお兄ちゃんの部屋であろう前に来た
「…総悟、ここお兄ちゃんの部屋だよね??」
と、私が念の為確認を取ると"違いますぜ"と
否定が返ってきた
「…は、じゃあ誰の部屋なの!?」
沖「俺の部屋でさァ」
「…はい??」
沖「今日はここで寝てくだせェ。なんならずっと」
「…ちょっと訳が分からんのですが、、」
沖「テメーは黙って俺と寝ときゃいいんでィ。土方となんかいたら何されるか分かりやせんぜ??」
「いや、私はあんたといる方が何されるか分かんなくて怖いんだけど」
と、私のツッコミフル無視で総悟は自分の部屋に私を押し込んだ
「…ていうか総悟」
沖「なんでィ」
「…布団どうすんの??1枚しか無いんじゃないの??」
沖「あー、そしたら俺の抱き枕にでもなってくだせェ。程よいのが欲しいとこだったんで」
「…あんたは何が言いたいのかな??」
沖「別に変な理由はありやせん。なんかやらしい妄想でもしやしたか??」
「…んなわけあるか」
沖「冗談、冗談。江戸に上京したばっかで疲れてるだろうし布団はAに貸してやりまさァ」
「え、でも」
沖「俺はどこでも寝れるんで。」
…なんかコイツ変わった様な。調子狂う
短けりゃいいってもんじゃない→←顔なじみってだいたいみんな何一つ変わっちゃいない
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作者名:みゅち | 作成日時:2021年1月21日 18時